健康栄養学科

ゼミ研究・活動

沖縄研究活動スタート

4月から準備をしてきた現地調査が始まりました。

827,28 10時~17時 フレッシュプラザユニオンあわせモール店
92日    10時~17時 サンエー経塚シティ
で沖縄の皆さんが健康でいられるために、野菜摂取に関する調査をしています。

朝から足を止めて、ご協力いただきました。
『野菜?面倒だから食べないね〜』と答えてくださったり、
『あちさんや~(暑いですね)。頑張ってね~。』と声をかけていただいて、頑張ってます!(藤田研究室)

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今年も沖縄で調査します!

私たちは、「沖縄県の健康寿命の延伸」をテーマに卒業研究に取り組んでいます。
沖縄県の健康に関する問題と食生活について文献で調べ、野菜摂取量が少ないこと、脂質摂取量が多いこと、飲酒量が多いこと、喫煙者が多いこと、これらに関連して動脈硬化や高血圧といった生活習慣病や肝硬変が多いことがわかりました。
そこで
 ・なぜ野菜をあまり食べないのか?
 ・どう工夫したら野菜摂取量を増やすことができるか?
に問題を絞り、沖縄に戻って調査をします。
そして、それらを解決するための方法を地元の方々と一緒に考えます。

課題を解決するためには、その原因を探る必要があります。
その原因に合わせた解決方法をみなさんと一緒に考えることで、実行しやすい改善策を提案していきます。(藤田研究室)

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第2回『健康寿命を延ばす食教室』を開催!

 「健康寿命を延ばす」をテーマに第2回食教室を7月23日(火)に開催しました。

 適塩生活の基盤をつくるには、子どもの頃からの食育が大切です。また、子どもから親世代に発信してもらうことも効果的です。そこで、高血圧予防を関連付けるために、野菜を摂取する意味を伝え、野菜の一日の摂取量を350gに近づける調理法や工夫を学んでいただきました。

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 今回の献立のポイントは、包丁をあまり使わず、子どもでも安全に楽しく作れるメニューにしました。そして、野菜を効率良く食べてもらえるようなものにしました。調理した「なんちゃってナン」、「さばとたっぷり野菜のドライカレー」、「きらきらスイカゼリー」は子どもたちがとくに喜んで食べてくれました。ドライカレーは野菜をフードプロセッサーで細かく刻むことで、嫌いな野菜を無理なく食べられる子どもが多かったです。保護者の方もそれを見て喜んでおられ、また、肉ではなく魚を使うことに驚いておられました。ナンはこねて伸ばして、自分の好きな形を作っていて楽しそうでした。そのため、一番人気のメニューとなりました。

 最後にアンケートを親子で書いていただき、「メニューが多くてちゃんとできるか心配だったが、みんなで分担してできたのが良かった」、「これなら家でも簡単に子どもと作れそう」、「嫌いな野菜を食べられた」などの意見が多かったです。

 第3回目の食教室を9月10日に開催します。第2回目のアドバイスや改善点を活かして、より良い食教室にしたいです。(藤田研究室 山崎・吉田)

実は、これで十分なんです!

 令和元年からだ改善プロジェクト第2回目を実施しました。今回は、美濃市中央公民館の調理室にて、栄養指導と料理教室を行いました。前回のアンケート結果から、「調味料を計量している人が少ない。」ということが分かったので、家庭で料理する際、計量を意識していただけるよう計量スプーンの説明をすると同時に、計量した調味料を準備し、手に取って確認していただきました。

 実際に調味料を手にした参加者の方からは、「これだけなの。」「え、少なすぎる。」など驚きの声がありました。また、醤油を量りながら、「かなり多く醤油を使っているわ。摂りすぎだね。」「目分量で味付けしていたから、気を付けないといけないね。」などの声もあり、現状を実感していただくことの大切さを改めて実感しました。

 計算し、計量しながら何度も試作を繰り返すことは大変でしたが、試食した参加者の方から「素材の味が楽しめる味付けで美味しかった。」「お家でも作ってみたい。」と言っていただくことができ、これが栄養士の魅力のひとつかなと思いました。

 次回は大学での開催となります。今回の反省を生かし、参加者の方のからだ改善への行動につながるよう計画したいと思います。(笠井研究室 筑地麻惟)

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『健康寿命を延ばす食教室』を開催しています

 藤田研究室では、山県市と連携し、健康寿命を延ばすための食教室を開催しています。山県市は、高血圧の方の割合が高いので高血圧予防を目的としています。まず皆さんが良く食べられるラーメンや揚げ物、焼き魚定食などの外食に注目し、それぞれの食塩量を参考に、無理なくできる適塩を推奨し、これからの食生活を改善することで高血圧予防につなげていただきたいと考えています。この活動で食生活を楽しめるような適塩食を提案し、健康をサポートしたいです。

 また、料理教室を通して「相手に寄り添った考え方」「伝える力」「コミュニケーション能力」を身に付け、1人でも多くの人が健康的な生活を送れるように、食と栄養に関する正しい知識を発信できる管理栄養士を目指しています。

 このほか、食事療法に関する研究もしています。(藤田研究室 山崎 琴音、吉田 奈々)

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