健康栄養学科

ゼミ研究・活動

管理栄養士へのステップ ~4年生 卒業研究 板屋研究室~

 板屋研究室では、地域住民の健康と食生活の改善について研究をしています。

 

 今年度は、女子大生の食物の摂取状況について調査、分析をおこなっています。

 食事調査から、「一人暮らし」「家族と同居」とで、栄養素の摂取量や野菜摂取に対する意識にどのような違いがあるかを明らかにし、それぞれのアプローチ方法を検討したいと考えています。

 

 現在、調査結果の分析を行う中で、明らかな差のある事項がいくつもわかりました。一つには、一人暮らしの学生は、家族と同居学生と比べ、栄養素摂取量の分布に大きなばらつきがみられたことです。

 

 日本全体をみても一人暮らし世帯が増加している中で、生活背景を考慮した効果的なアプローチ方法についてさらに研究を深めていきたいと考えています。(板屋研究室)

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管理栄養士へのステップ ~4年生 卒業研究 和田研究室~

◇生涯を健康で過ごすために・・・食生活を見直そう!

 今年度、和田研究室では、「生涯を健康で過ごすために食生活を見直そう!」という目的で、18歳から21歳の女性の食事内容の様子や調理している時間などについてアンケートを実施し、課題解決の方途を探っています。

若い女性に不足しがちな栄養素(カルシウム、鉄分、食物繊維など)や朝食欠食に注目し、食生活改善を提案できるような献立開発をしています。例えば、カルシュウムをより多く摂取できるように、イワシの缶詰を利用して常備菜を考えたり、夏野菜をたっぷり使った基本のメニューから派生するメニューを考えたりしています。また、時間のない朝、マグカップを利用して電子レンジを利用して作る朝ごはんレシピを考えています。

管理栄養士として、より健康に過ごせるように食生活改善を発信できるようにゼミ室での活動をしています。(和田研究室)

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管理栄養士へのステップ ~4年生 卒業研究 水野研究室~

"冷ご飯は太りにくい"、"冷ご飯はダイエットに効果的"などと聞いたことはありませんか?水野研究室では、冷ご飯や小豆に多く含まれる"レジスタントスターチ"に着目して、小豆粉を使用したケーキを考案しています。レジスタントスターチは、大腸まで消化されずに届き、腸内環境を整える効果が期待できます。研究室で小豆を粉にして小麦粉の代わりにケーキの材料として使用しています。

昨年度考案したケーキはパサパサ感が残ったため、よりしっとりしたケーキを目指して試作を繰り返しました。約150名に試食していただき、その結果を卒業論文発表会に向けてまとめています。(水野研究室)

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管理栄養士へのステップ ~4年生 卒業研究 笠井研究室~

 笠井研究室では、食を通じた地域活性化に取り組んでいます。地域には様々な食材があります。地域の食材を知り、その食材に合った料理・加工品への応用を検討しています。

 今年度は、美濃市の道の駅が6次産業化している乾燥野菜を活用したレシピを考案しています。乾燥野菜は、煮物に利用することが多いですが、煮物以外に活用できないか。簡単に活用できないか。試作を繰り返しています。完成したレシピは道の駅に設置予定です。

 

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 今年度は、こども料理教室も開催し、料理教室に向けたメニュー考案を行うと共に、料理教室後に得られた保護者からのアンケート結果をもとに保護者向けのレシピを考案しています。(笠井研究室)

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管理栄養士へのステップ ~4年生 卒業研究 増田研究室~

 増田研究室では寮の給食を提供しています。給食は安心・安全でなければいけません。安心・安全な給食を提供する方法は一つだけではありません。昨年度はクックサ-ブ、真空調理の2種類の提供方法で、安心・安全な寮の夕食の提供を進めてきました。今年度も2種類の提供方法により、4日分の寮食を2日の調理で提供しました。

 前期期間の寮食の提供は終わりましたが、後期も12月まで、寮食を提供します。今年度は昨年度の反省を活かし、野菜を多く摂取できる献立の工夫を行ってきました。研究のまとめとしてレシピ集作成だけでなく、今年度の経験を生かし、来年度はさらにメニューの充実を図りたいと考えています。

 真空料理で野菜を多く提供するために、根菜類を多く使用しました。かぼちゃ、人参、ごぼうを使い、煮物という調理形態にすることで味が染みやすく、寮生のみなさんからは良い評価をいただくことができました。

 クックサーブでは主菜にも野菜を使用し、さらに付け合わせを加えることで野菜の摂取量アップを狙いました。(増田研究室)

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