目的

本研究科では,衣生活や住生活を中心にした生活科学分野と,食べ物と健康とのかかわりを探究する応用栄養学分野の二つに分かれています。衣服,住居,栄養・食品,生活スタイルなどについて,「健康・安全」「快適・利便」「ゆとり・豊かさ」「自己表現」などの視点から,生活や健康の質の向上を追求します。
このような理念のもとで,教育研究上の目的を二つ掲げます。

1. 生活の向上に係る諸問題を把握し解決できる能力を持った人材の養成
人間生活を生活者の視点から科学的に分析,理解し,人間学に基づいて快適で健康な生活とは何かを考えるとともに,個人,家族,地域社会などさまざまなレベルにおける人間生活の諸問題を発見し,その解決に積極的に取り組む人材の養成をめざします。

2. 地域における課題分析と問題解決に積極的に取り組む人材の養成
地域社会の要請にこたえて,地域が抱える衣・食・住を中心とした生活や健康の諸問題を研究課題とし,問題解決のための方法を立案し,地域社会や行政と連携を密にし,諸問題の解決に取り組むことができる能力を持った人材の養成を目指します。

特色

  1. 社会人(大学卒業後2年以上経過している者)は,入学後3年目から授業料の免除申請ができます。
  2. 社会経験3年以上の人には,「社会人特別選抜試験」があります。筆記試験はありません。小論文と面接だけです。制度の特典は,上記の1に準じます。
  3. 月曜日から金曜日までの授業で単位を修得することを原則としますが,業務を継続しながら受講を希望する者に対しては可能な限り考慮します。

履修方法と修了の条件

生活科学研究科の修了には、規定の単位の取得が必要となります。

募集要項

2022年度 生活科学研究科募集要項はこちらをご覧ください。

出願・入試等

2022年度 生活科学研究科への出願・入試等についてはこちらをご覧ください。