健康栄養学科

食品・開発

管理栄養士+フードスペシャリストを目指して 「フードスペシャリスト資格認定試験」全員合格!

 20211219日に実施された「フードスペシャリスト資格認定試験」において、本学では34名が受験し、全員が合格しました。

 フードスペシャリストは、公益財団法人日本フードスペシャリスト協会が認定する資格で、食品の開発や製造、流通、販売、外食などを担う食品産業をはじめ、食関係の広い分野での活躍が期待される資格です。資格試験には毎年40005000名の受験者がいます。

 さらに上級の資格として「専門フードスペシャリスト」があります。より専門性や実用性の高い資格となっており、また今年度の合格率は15.8%(食品開発)と難易度の高い試験となっています。本学では今年3名が受験し、1名が合格しました。

 合格した皆さん、おめでとうございます!

管理栄養士へのステップ ~「家庭料理技能検定」実技試験を受験しました~

 2月6日(日)に1年生と2・3年生が香川栄養学園主催の家庭料理技能検定試験2級、3級を受験しました。3級では、きゅうりの輪切りを3分以内にスクランブルエッグを10分以内に仕上げました。きゅうりの輪切りは、1年生前期の調理学実習Ⅰの授業でも実技テストを実施しましたので、4㎜以下にそろった輪切りが皆できていました。スクランブルエッグは火加減に苦慮しながらも、卵白と卵黄をしっかり切るように混ぜて、均一な加熱加減に仕上げていました。2級の実技試験では、大根のせん切りとポークソテー、ピーマン添えの調理に挑戦しました。大根のせん切りはマッチ棒ほどの3㎜以下に切らなければいけません。左手を上手く使って7割以上は3㎜以下に切れていました。

 大学に入るまで包丁を持つ機会が少なかった人も多いですが、1年生の1年間の調理学実習や検定での取り組みを通して、包丁の扱いに自信が持てるようになったようです。また、23年生では、さらに上級にチャレンジして、実技を磨き続けている姿がみられます。

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管理栄養士+フードスペシャリストへのステップ ~食品加工実習~

 1年生~2年生前期までに食品学や調理科学、調理実習、食品衛生を学びます。その上で、食品加工実習では、座学での学びを実習で見て、触れて再確認します。例えば、大豆から豆腐、豆乳、湯葉、おからを作り、さらに理解を深めます。これまでに、中華まん、りんごジャム、こんにゃく、生クリームからバター、牛乳からカッテージチーズも作りました。実習前には、予習で各食品の調理特性、手順とポイントを確認します。実習中は、手順や完成品を撮影、記録に残し、実習後には、レポートにまとめます。

 こんにゃく作りでは、凝固剤を入れるとこんにゃくの香りが漂ってくること、粘り気をだすためには想像以上に混ぜ続けないといけないこと等、新たな発見もあります。また、中華まん作りでは、膨らまなかった班、カッテージチーズ作りでは、他の班より出来上がったチーズの分量が少ない班がありました。原因を考えることで、失敗から学ぶこともあります。

 

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