健康・医療
病院の管理栄養士として活躍している先輩 卒業生Voice9
病院の管理栄養士として活躍している3名の卒業生を紹介します。
3名の卒業生は、現在、岐阜県の医療法人社団睦会 愛生病院に勤務されており、入院患者様の栄養管理業務、外来患者様の栄養指導、発注などの給食管理業務を行っています。3名の卒業生の方々に、大学で学んだことの中で、現在の業務に生かされていることや、大学生活で楽しかったことなどをインタビューしました!
浅野さん(平成7年度卒業)
大学1年生で1年間調理実習を行いましたが、毎回終了後レポートと栄養価計算を手計算で行っていました。そのため、材料のおおよその目方や栄養価がだいたい予想できるようになりました。電卓を打つのも早くなり、患者様のアセスメントの計算が得意となりました。
学時代の友達は一生の友達になります。楽しい大学生活を送ってください。そして、先生方は親身に指導してくださるので、4年間一生懸命勉強してください。社会にでてからは、自分の努力あるのみです。
中村さん(平成19年度卒業)
臨床栄養の基礎的な部分で検査値の数値などは栄養指導、相談の時に必要だと感じています。各疾患の特徴は治療食の献立を作成するときに役に立っています。また、在学中は、さぎ草祭の実行委員をしていたので、他学部や他大学の友人ができ忙しかったですがとても楽しかったです。4年の卒業研究では一緒に研究をしたメンバーと助け合い研究ができ、今も仲良く交流を持てています。
4年間で学んだものは確実に将来の自分のためになりますので頑張ってください。大学は勉強も大変でしたが、それ以上に楽しいことも多く充実した時間だと思います。
森さん(平成30年度卒業)
臨床栄養で学んだ疾患の特徴や検査の読み方、大量調理実習やフードマネージメント演習での工程も考えた献立作成の仕方など、栄養管理業務や給食管理業務に生かされています。4年次は卒業研究や実習、模試が重なり大変なこともありましたが、その分国家試験に合格した喜びが大きく、充実した4年間を過ごせたと思います。
今しかできない学校生活を楽しみ、夢に向かって精一杯の努力してください。
管理栄養士へのステップ ~健康運動指導士に合格しました~
健康栄養学科では、スポーツ分野や医療分野の管理栄養士を目指している学生が、健康運動実践指導者の資格をプラスαして取得することができます。
さらに、健康運動実践指導者に合格した人は、学外の講習会を受けて、健康運動指導士の取得を目指すことができます。
今年度は、健康栄養学科の2名の学生が、健康運動指導士に合格しました。合格者のコメントを紹介します!
私は入学当初から健康運動実践指導者の資格を取得したいと考えており、2年生の後期から水泳・水中運動実習やエアロビックスダンス実習などの講義を受講しました。元々スポーツはしてしておりましたが、水泳やエアロビックスダンスなどは未経験だった為、講義についていけるか不安でした。しかし、先生が一から指導をして下さり、自分自身の能力と、指導力を身につけることが出来ました。実技試験の前には友人達と本番同様に練習を行い、合格することが出来ました。さらに、対象者にあった運動プログラムを作成することの出来る健康運動指導士にも魅力を感じ、健康運動指導士も取得しました。将来は福祉施設にて、取得できた2つの資格を活かし、対象者をより健康へ導けるような指導をしていきたいと思います。(健康栄養学科4年 読谷高校出身 上地明寿奈)
私は11年間部活を続けていたこともあり、大学では栄養と運動について学びたいと考え、健康運動実践指導者の資格取得に挑戦しました。先生から講義や指導をしてもらいながら、資格取得に向けて勉強に励みました。実技試験では友人と確認しながら練習を重ね、健康運動実践指導者の取得ができました。さらに自分自身に知識をつけたいと考え、健康運動指導士の資格も取得しました。知識をつけただけで満足せず、今後は、管理栄養士としての指導と併せて健康運動指導士として活躍していきたいです。(健康栄養学科4年 普天間高校出身 仲松メグ)