健康栄養学科

健康・医療

病院で活躍する卒業生を紹介します

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栄養士・管理栄養士+健康運動実践指導者を目指して

健康栄養学科では、運動の指導もできる栄養士・管理栄養士を目指して健康運動実践指導者の資格を取得することができます。健康運動実践指導者は、健康な人たちへストレッチなどの運動を指導するために役立つ資格です。病院・福祉施設の栄養士・管理栄養士、高校家庭科教員を目指す学生たちが受講しています。先日のエアロビックスダンスの対策講座では、先生に動きや注意点など指導いただきました。

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福祉施設で活躍する卒業生を紹介します 卒業生Voice17

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現地調査 in 沖縄(大宜味村)

 沖縄県出身の管理栄養士を目指す私たちは、過去沖縄県で長寿地域1位であった「大宜味村」に現地調査に行ってきました。

 塩屋ミニデイサービスに来られた皆様や、喜如嘉区長様、喜如嘉共同売店を利用された皆様からたくさんのお話を伺いました。

 大宜味村では、みんなで食材を持ち寄り、調理して食事を囲みながら楽しく過ごすサンクェー(参食)が開催されていたそうです。近年ではサンクェーをされている地域はごくわずかになっているようです。

 ミニデイサービスに参加された方々は、家の庭で家庭菜園をされている方が多く、「レタスやカズラが多いね。」、「ヨモギは庭に生えている物を摘んで、ボロボロジューシー(雑炊)に入れるよ。」などと教えてくださいました。翌日に「よもぎもち」を教えてくださるとのことで、お宅までお邪魔しました。優しい甘味で月桃の香りがする美味しい「よもぎもち」の作り方を教わりました。

 

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 沖縄県でも北部に位置する大宜味村は、沖縄県の西側の飲料水を供給する大切な地域であることや、大宜味村でも喜如嘉地区は糸芭蕉の産地であり、芭蕉布の唯一の生産地になっていることを教えていただきました。喜如嘉区長様の幼少期には、行事の際にサンクェーをやったと良く大人から聞いたそうです。また川の魚やエビを獲ったことや、イグサの産地だったことなども伺いました。

 

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また、集落ごとにある共同売店には、地域の方々が生活に困らないように食品から日用品までそろえられており、売店内は休憩できるようにいわゆるイートインスペースまでありました。地域の方との交流もでき、1日に何度も利用される方もおみえでした。そこで、サンクェーを最近されたという方にもお会いできました。

盛りだくさんのことを伺ったので、これからまとめて論文にします。

本調査にご協力いただきました大宜味村観光協会事務局長様、大宜味村社会福祉協議会事務局長様、喜如嘉共同売店様をはじめ、インタビューにお答えいただきました塩屋ミニデイサービスご利用の皆様、喜如嘉区長様、喜如嘉共同売店にお越しの皆様に、厚くお礼申し上げます。(藤田研究室)

A.I(糸満高校出身)
I.I(小禄高校出身)
A.N(沖縄工業高校出身)

 

 

管理栄養士へのステップ ~3年生公衆栄養活動論実習~

 住民の健康づくりはどの自治体でも重要な課題となっています。

 公衆栄養活動論実習は、おもに行政栄養士が行う公衆栄養活動を通じて、住民の健康づくりと持続可能で健康なまちをめざすことを学ぶ実習です。

 公衆衛生学、公衆栄養学を学んだ後、この実習で次のような力を身につけていきます。

 地域を診断する力・・・自分の住むまちについて、その特徴やめざす姿を探ります。また医療の状況や健診結果、栄養摂取状況など、まちが抱える健康・食生活の課題を深く探り、特に栄養・食生活で予防・改善が期待できる健康課題を発見します。

 事業を計画する力・・・まちの栄養課題を解決するために事業を計画し、目標設定、評価方法など、自分で考えて企画をします。

 食事調査と食生活支援をする力・・・自身の食事調査から、食事調査の実施方法や分析方法を学び、住民の行動変容を促す効果的な食生活アドバイスについて考えます。

 プレゼンテーションの力・・・健康教育に必要な資料の作成と発表をとおして、住民に伝える力を身につけます。

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