デジタルアーカイブ専攻

授業レポート

博物館見学実習2019(後編)

博物館見学実習の2日目です!

☆ 東京都埋蔵文化財センター
2日目の午前は、東京都埋蔵文化財センターに行きました。

はじめに、会議室でセンターの概要について説明をうけました。
東京都全域の発掘調査機関であり、埋蔵文化財の管理と人々への普及といった博物館相当機関であり・・・と、両面で活動されている意義や課題について、みんな資料を見ながら熱心に聞いていました。

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説明後、木製品の処理の現場や収蔵庫を見学しました。
みんな、はじめての現場に緊張気味でしたが、クイズのような質問を交えながら面白く説明していただけたので、途中から楽しくなってきて、収蔵庫では爆笑する場面もありました。

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次に、展示室を見学しました。
展示は、体験展示が多数取り入れられていて、ハンズオン展示もいくつかありました。
土器を触ってみたり、土器を組み立てたり、どんぐりをすりつぶしたり、縄文人になったり、いろいろな体験が出来て、体験展示は楽しくて本当にいい展示方法なんだ!と実感したようです。

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DSC00189.jpg 土器を触る!

DSC00194.jpg 土器を組み立てる!

DSC00197.jpg どんぐりをすりつぶす!

DSC00213.jpg 縄文人になる!

☆印刷博物館
午後は印刷博物館に行きました。
印刷博物館は、「かんじる」プロローグ展示ソーン・「みつける」企画展示ゾーン・「わかる」総合展示ゾーン・「つくる」印刷工房の4つのキーワードに基づく展示がされています。

最初に、「かんじる」プロローグ展示ゾーンで、印刷文化の歴史について、岩や骨に記録されていた頃からデジタル時代の印刷に至るまで、壁面展示を辿りながら、詳しい説明をうけました。
ここでもハンズオン展示!ハンムラビ法典碑をおそるおそる触ってみたりしました。

「つくる」印刷工房では、工房内の見学ツアーに参加しました。
工房内の活字・印刷機の見学をしたり、栞の印刷体験をしました。

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DSC00244.jpg 栞の印刷体験!

☆すみだ北斎美術館
最終日はすみだ北斎美術館に行きました。
世界的にも評価の高い浮世絵師・葛飾北斎の美術館です。
美術館のある隅田は、生涯で90回以上も引っ越し(最大で1日3回引っ越し)した北斎が、そのほとんどを暮らした地です。

最初に、講座室で、美術館の成り立ち、建物の特長、北斎や浮世絵の説明をうけました。
また、美術館の一番のお宝資料の話や版元と絵師などの関係性の話など、さまざまな観点から説明をうけたことで、その後の展示見学で資料を見る目が養われました。

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すみだ北斎美術館を見学し、見学実習は無事終了しました。

見学実習を受け入れていただきました博物館、研究施設の関係者のみなさま、親切なご対応をいただき、ありがとうございました。

博物館見学実習2019(前編)

博物館学芸員資格取得を目指す学生たちは、春休みに2泊3日で、東京方面に博物館見学実習に行きます。

博物館へ見学に行くことは、学芸員の学修にとても大事なことで、先生も、はるか昔の○年前には博物館見学実習に行きました。
今年の見学実習先は4館+自由見学1館です。

☆ 国立科学博物館
初日は、国立科学博物館に行きました。
入口前で、デジタルアーカイブ専攻の井上先生に国立科学博物館の概要説明をしていただきました。
井上先生は、国立科学博物館で勤務されていたので、科博のウラからオモテからいろいろなことを教えて下さいました。

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午前中は、展示を見学しました。
国立科学博物館は日本館・地球館と2棟の建物でそれぞれ展示がされており、その他、地球館屋上にはスカイデッキ、ハーブガーデンなどもあり、井上先生の説明をヒントにみんな見学していました。

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午後は、地球館3階の講義室に集まって、国立科学博物館資源活用センターの池本センター長から、展示と情報化に関するお話しを聞きました。
とくに、国が博物館に求める役割や、今後の博物館は個々で活動するだけではなく、ネットワークを組んで活動することが必要とのお話しには、みんなすごい勢いでメモを取りながら聞き入っていました。

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1日目は以上で終了です。
近日、博物館見学実習2019(後編)として、2日目の様子をご報告します!

お祝いまでのカウントダウン

5日前の4年生
・・・伝統芸能講演会で、後輩が担当する司会の補助、会場案内、撮影記録などを担当し、忙しく仕切りました。

4日前の4年生
・・・4年間の集大成「卒業論文発表会」で発表。後輩や先生方からの質問にも堂々とこたえ、自分の研究を自分の言葉でまとめあげました。

3日前の4年生
・・・前日の「卒業論文発表会」で先生方から指導していただいたことをもう一度自分で考え、大学に保存する最終版の卒業論文を作成しました。

2日前の4年生
・・・最終版の卒業論文をまとめる続きを行いつつ、岐阜女子大学が昨年度からはじめた「学生研究活動デジタルアーカイブ」に卒業論文や作成した作品のデータを登録しました。間違って登録すると、後輩が間違ったまま参考にしてしまうかも・・・何度も「大丈夫だよね!」と確認していました。

授業や試験は終わりましたが、毎日、達成しなければならない目標があり、活動しています。

そして・・・
お祝い会です☆☆☆

卒業論文完成とその他いろいろおめでとうー
緑茶で乾杯しています。

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4年間の思い出や、卒業論文のこと、卒業旅行や就職先のこと、いろいろな話が出ていました。
最後に、お店の人が「卒業おめでとうございまーす」とお祝いして下さって、みんなビックリ!

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これからも、さまざまな目標に向かって頑張ることになると思います。
でも、お祝いとか打ち上げとか女子会とか、時々、楽しいことも取り入れて、元気に活躍してもらいたいな、と思います。

白川郷ライトアップ撮影

白川郷は、冬の決められた日に、集落のライトアップがなされます。これまでに32年に渡って続けられているそうです。

岐阜女子大学でも、これまでに、白川郷ライトアップの撮影をさせていただいたことはありますが、今年(2019年)から全体の流れが大きく変更され、渋滞緩和と見学者の事故防止等のためライトアップの参加は事前予約制となりました。

そして、変更後の初年となる今年、運よく予約をすることができたので(しかし展望台チケットの予約はとれませんでした・・・残念)、3年生2名と先生で参加させていただきました。

白川郷に到着後、すぐに、ライトアップ前の白川郷の様子を撮影します(お祭りであれば準備から、ライトアップであればその前からの記録がデジタルアーカイブの基本!です)。

DSC00047.jpg 撮影方法を相談しています

DSC00055.jpg ライトアップ前の和田家

はりきって撮影している内に、ライトアップ時間となりました。

DSC00067.jpg ライトアップ開始です

DSC00068.jpg 見学者のみなさんの迷惑にならないよう撮影

DSC00076.jpg 自分のスマホでもアーカイブ

DSC00088.jpg ライトアップされた和田家

夜の撮影はとても寒く、指も顔も足も冷えて泣きそう(主に先生が)でしたが、事前予約制のためか、見学、撮影しやすい印象でした。
ライトアップも継続するために、さまざまに検討され、実施されているのですが、そうした過程も注意深く記録し、出来れば現地で体感することが必要だと感じます。

クリスマス会をしました

ゼミのクリスマス会をしました。

4年生は、大学での学びの集大成として、それぞれ卒業研究というものに取り組んでいますが、そんな4年生を元気付けるため、3年生が、辛い系お菓子係と甘い系お菓子係にわかれて、お菓子をご馳走してくれました!(人''▽`)ありがとう☆ございます。

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みんなでお菓子や巻き寿司やコロッケや唐揚げや・・・その他いろいろ食べながら、話したりしました。

3年生は就職活動が気になるところです。そのあたりは、4年生から、どんな勉強をするとよいか、どんな問題が出題される傾向にあるか、就職活動で一番大事なことは何か・・・経験者ならではの話がどんどん出てきて、3年生もじっくり聞いていましたが、実は、そのそばで先生もメモをとりながら、聞いていました。今後の就職試験対策講座の問題作りに役立つと思って・・・えへへ(〃´∪`〃)ゞアリガトウ☆

就職試験対策については、すごく熱心に話してくれた4年生ですが、卒業研究の話題になると沈黙気味でした・・・。卒業研究の話題も元気に出来るように、論文提出日までガンバロウ!

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