資料請求

デジタルアーカイブ専攻

授業レポート

図書館活動演習:大学図書館の選書を行いました。

図書館司書の実践力をつける授業として、「図書館活動演習」を設けています。
司書科目で学んだことを大学図書館で実践することで、学びを振り返り、理解を深め、司書となったときに直ぐに活躍できるようになります。

選書はこれまで実店舗で行ってきましたが、コロナ禍によりしばらく中止していました。
今年度はコロナ禍の状況を考慮し、インターネットで調べられる出版情報や書評を確認して、一人ひとりで選書を行いました。

IMG_0769.jpg

一人当たりの選書数や分野を決めることなく、自由に選書しましたので、さまざまなジャンルのものを複数冊選びました。

学生は、選書した本のタイトル、ISBN(国際標準図書記号)、分類記号、価格、選書理由をフォームで登録しました。

IMG_1676s.jpg


後日、全員の選んだ本を1冊1枚のカードにして並べて、みんなで投票を行いました。

IMG_0846.jpg

一人5枚のシールを持ち、これだと思う本のカードに貼っていきます。
一人で同じ本にたくさんのシールを貼ることはできません。

IMG_0850.jpg

大学の図書館に入れる本としてふさわしいものはどんな本なのか、
一人で本を選んでいるときには悩んでいる学生もいましたが、
他の学生が選んだ本とその理由を見ることで、これは大学図書館にこそあるべき本だと思うものを見つけたり、
自分の好みの本ではなく、利用者にとって必要なものを図書館の本として選書するのだということを実体験として学びました。

学生が選書し、投票を行った本のうち、大学図書館の蔵書構築方針に合致するもので、
購入が可能なものについては図書館の蔵書として受け入れていきます!

学生の声

選書をしてみて・・・
  • 選書する際には、どのように活用するかを考えながら選びました。
  • 資格や就職に役立つような本を選書しました。
  • 選書をする際には、個性を伸ばすうえで役立つような本かどうかに気を付けました。
  • 自分が読みたいという気持ちだけではなく、図書館の利用者が本当に必要とするものなのかという観点からも考えなくてはいけなかったため、難しかったのですが、楽しく選書することができました。
  • 実際に選書してみて、たくさんある本の中から図書館に所蔵されていなくて必要そうな本を探すのは大変だと思いました。
みんなの選書を見て・・・
  • 将来のことを考える歳でもあるので、みんなの選書は、人とのかかわり方や資格に関するものが多いと思いました。
  • 自分が選んだ本は個人的に面白いと思ったものを選んでいたのですが、大学図書館に置くには少し違うのかなと思いました。
  • みんなの選んだ本を見て、新しい発見や面白い本を見つけることができてよかったです。
  • 他の人の選書を見て、いろいろな考え方があるのだなと思いました。
  • さまざまな種類の本が選書されていて面白かったです。
  • 選んだ本は違っていても、みんなの選書理由を読んで、図書館をよりよくするためにどれほど考え、想っているかが伝わってきました。
  • 選ばれた本は9類の小説が多かったのですが、多くの票を得たのは9類以外の本だったということに驚きました。
  • また選書をする機会があれば、人の人生にプラスになるような本を選んでみたいです。
学んだこと・・・
  • 個人が必要とする本と図書館が必要とする本には違いがあるということを知りました。
  • 今回、選書をしてみて、ただ自分が読みたい本だから選ぶのではなく、その本がなぜ必要なのか、大学図書館の所蔵と比較してみて、図書館の選書方針と適合しているかなど、よく考えて選ぶことが大切だと学びました。

今となっては欠かせない「ネットワーク」を学びます

1年前期の授業に「ネットワークと情報表現」があります。
ネットワークという目に見えない世界について学ぶのは大変です。
でも家でWiFiを使ったり、大学で学内LANを使ったりと、毎日使っているのに何も知らないのは良くないです。
ネットワークのしくみを知っていれば、何かが起こったときに原因を予測して対処することができます。

大学ではネットワークを活用する機会が多いことから、入学したばかりの1年前期に「ネットワークと情報表現」の授業を設けています。


ネットワークを勉強する上で、必ず出てくるのが「プロトコル(約束事)」です。DHCPやNTP、HTTP、SMTPなど、いろんなプロトコルが存在して、ネットワークが成り立っていることを知ります。

そんなネットワークの世界ですが、唯一、目で見ることができるのがLANケーブルです。
LANケーブルを手作りするのは大変です。
でも実際に作って見ることで「これがプロトコルか・・・」と、プロトコルの大切さを体感できます。

コロナ禍により、しばらくLANケーブル作成を中止していました。
でも感染が落ち着き、対処法も定まってきたことから、今年度からLANケーブル作成を再開しました。

3年前とは違ってWiFi(無線LAN)が普及し、家庭でLANケーブルを使うことも少なくなったようです。
実用性はないのですが、20cmほどのLANケーブルを配って自作に挑戦!

IMG_0625.jpg
初めて触るLANケーブル「線が8本もあるよ、何これ!」

IMG_0626 のコピー.jpg
ケーブルの長さが20cmだからこそ、起こりました。
外皮を外して8本の芯線がバラバラに。。。(先生は目から鱗でした)
もうLANケーブルではなくなってしまいましたので、新しいケーブルで再挑戦です。

IMG_0627.jpg
コネクタに入れて、工具で圧着して

IMG_0628.jpg
チェッカーで8箇所のランプが付いたら完成!

細いケーブルを順番通り、しかも長さを揃えて入れるのは大変で、あちらこちらから悲鳴が上がりました。

IMG_0630.jpg
今年度の完成 一番乗り! 早かったです。器用ですね!

IMG_0632.jpg IMG_0633.jpg
2番手、3番手と・・・、
苦戦しながらも無事にLANケーブルを作ることができました。

LANケーブルを自作した感想を聞きました。

  • 細かい作業が難しく大変でしたが楽しかったです。
  • LANケーブルを最初に作った人はどうやって仕組みとか開発したのかと凄いと感じました。
  • インターネットをたくさん使っているけどネットを使うのには多くの技術が必要なのがわかりました。
  • 今度からLANケーブルを使う際には作った人に感謝して使おうと思いました。
  • 最後には完成させることができて嬉しかったです。

ネットワークの大切さを体感することができた授業でした。

データサイエンス+αも学べますーVol.3

データサイエンスに関連する授業の紹介Vol.3です!

アルゴリズム・プログラミング実習 ~プログラミング × データサイエンス~

アルゴリズムとは?

問題を解決するための方法や手順のことで、プログラミングを作成する基礎となります。

アルゴリズムは、料理の段取りを考えるのに似ています。
ご飯とお味噌汁と野菜炒めを作って、晩ごはんにしたいと思ったとします。

スライド1.jpeg

3品の料理が暖かく食べられるようにするには、どうしたらいい?
という問題に向かって、
問題解決の方法として、「同時に出来上がればいい」と考えたとします。
この同時にできあがる問題を解決した、3品の料理の手順がアルゴリズムです。
どのような手順で作るのが正解でしょう?

スライド2.jpeg

さらに、同じメニューを「早い」「うまい」「安い」「簡単」などの
希望にそって改善して行くことで、アルゴリズムが改善され、
様々な、アルゴリズム=問題解決の方法が生まれます。
考えた3品の料理の手順を、実際に作れるように書いたものがレシピですが。
コンピュータにわかるようにレシピを書くのが、プログラミングです。

プログラミングとは?

プログラミングとは、プログラム言語を使って、コンピュータに実行してほしい手順を記述することです。

プログラミング言語とは?

プログラミング言語とは、人間とコンピュータの間でやりとりするための言葉です。
日本語や英語を、コンピュータは、理解することができません。
コンピュータの種類や、実行したい内容によって、言語を使い分ける必要があります。

Pythonとは?

Pythonはプログラミング言語の1つで、そのライブラリやフレームワークの充実度から、
人工知能や機械学習の開発、統計処理などを得意としているため、データサイエンスの世界で注目されています。
Pythonは、シンプルで学びやすい言語であり、プログラミングが初めてな人が学習しやすい言語です。

この講義では、テキストの例にしたがって、Pythonによるプログラミングを実践しながら学んでいきます。
まずは、プログラミングのための開発環境の構築方法、コーディング、デバック、テスト方法をマスターすること目指します。

コンピュータでプログラムを動かすだだけで、美味しい料理が食べられる。
早くそんな時代が来るといいですね。

データサイエンス+αも学べますーVol.2

データサイエンスに関連する授業の紹介Vol.2です!

文化情報メディアⅠ ~Webサイト制作 × データサイエンス~

この授業では、Webデザインの基礎を学んだ上で、Webサイトの制作を行います。
Webデザイナーとして活躍されている先生の指導を受けることができます。

Webサイト制作がデータサイエンスの学びとどうつながるのでしょうか?

データサイエンスは、データを処理、分析することで、データから価値を引き出すことですが、これは、どんな仕事にも必要とされます。
たとえば、Webサイト制作には、HTMLやグラフィックデザインの知識が必要ですが、それだけでは、多くの人の目にとまるWebサイト、商品等の購入(販売促進等の企業利益)に繋がるWebサイト、地域の良さを幅広く伝えるWebサイトにはなりません。
多くの人の目にとまったり、販売促進に繋がったり、地域の良さを伝えるためには、インタビューやアンケート調査データ、商品の売り上げデータ、地域の現状調査データ等、様々なデータを処理、分析し、どんなWebサイト、デザインが良いのかを考えることが求められます。

つまり、Webサイト制作には、データサイエンスの知識(学び)も必要であり、データサイエンスの学びには、Webサイト制作等、データをどう活かすか、の学びが必要になるのです。

今年度の「文化情報メディアⅠ」

次のような制作指示のもと、データ分析を行いながら、Web制作に取り組みました。

【制作テーマ】
フラワーショップサイト制作
【制作目的】
「Flower Studio」というお花屋さん(架空)の名前の周知と新規顧客獲得を主な目的とする。
「チューリップフェア」(架空)を開催予定のためその告知もしたい。
【ターゲット】
女性:10、20、30代
【期待する効果】
新規顧客獲得、イメージアップ

DSC00617.jpg

DSC00615.jpg
・・・先生にアドバイスいただきながら、デザインを考えます。

コンテンツ2.jpg

コンテンツ1.jpg
・・・制作したWebサイトイメージ

データサイエンス+αも学べますーVol.1

DX時代の今、データサイエンスの知識やパソコンスキル、情報活用スキルが必要となりますが、これらを持った就活生・社会人はまだ少ないです。
デジタルアーカイブ専攻ではこれらを、
  数学や理科が苦手な学生にも分かりやすい授業内容デジタルアーキビスト
で身につけることができ、就職では有利に、そして企業などで働くときもデータ活用に長けた人材になれます。

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?

カメラ付き自販機を知っていますか?
顔認識からオススメ商品を表示しつつ、購入者の性別や年代、購入商品などの情報を自動的に収集します。
このように情報を自動的に大量に蓄積したデジタルデータを活用して、企業や社会の発展につなげる試みのことを示します。

データサイエンスとは?

大量に蓄積したデジタルデータを数学や統計、プログラミングなどで分析し、得られた結果を有益に活用することです。
例えば、あるカメラ付き自販機のデータを解析した結果、女性による購入が有意に多いことが示されたとします。
「女性が好む商品を多めに陳列した方が良い」ことがわかり、商品内容を見直しし、売り上げUPすることができます。

データサイエンス関連の授業「統計分析入門」を紹介!

確率や統計は、身の回りにたくさん存在しています。
確率・統計がないと、世の中がまわらなくなるくらい、重要なものです。
数学が苦手でも確率・統計は避けられません。
そこで「数学・計算が本当にだめなんです」な学生でも、確率や統計を理解して活用できるように工夫した授業を行っています。
今回は、その導入部分(確率の理解)を紹介します。

この授業を履修している学生で誕生日が同じになる確率は!?

1年は365日なので、誕生日は365パターンあります。
クラスの中で誕生日が同じ人を見つけたとき、珍しい!うれしい!という気持ちになりますね。
でも実はクラスの中で誕生日が同じになる確率は高く、40人クラスだと89%になります。

では受講生37人だったら何パーセントになるか、考え方・計算方法を説明してExcelを使って求めてみます。
結果は、85%でした。なかなかの高さです。

それでは実際はどうなのか、Googleフォームでアンケートページを作り、受講生の誕生日を調べました。
ドキドキしながら学生が誕生日を入力した結果、誕生日が同じの学生は・・・・・0人でした

これまでに5回ほど同じ調査をしているのですが、誕生日被りが0人は今年度初でした・・・。
でも確かに85%なので、5回中4回は誕生日被りが発生し、1回が発生しなかったという結果も納得できるもので、学生も「確かに(頷く)」と納得した様子でした。

統計もイラストを用いて分かりやすく説明します。
004.jpg


ただ教科書を読んで、計算式を暗記して、統計処理ソフトの使い方を覚える という授業では、社会で活用できるまでの知識や技術を身につけることはできません。
身近なモノ・コトを使って実際に調べて体験することで、データサイエンスに必要な統計処理能力を身につけていきます。