デジタルアーカイブ専攻

授業レポート

図書の修理を学びました

図書館活動演習では、特別講義として各種製本・図書用品 タナカの田中稔様にお越しいただき、
本の修理についてのお話と実演をしていただきました。
修理するにあたっては、まず本の構造を知らないといけないということで、本がどのようにできているのかについて解説し、その後実際に本学図書館の図書を用いて修理の実演をされました。
普段、学生はこのような場面を見ることはないため、修理の関係で本の背表紙を取る際には、思わず声を挙げてしまう学生もいました。

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学生にとっては、知らないことばかりだったということもあり大変勉強になったということで、以下のような感想が聞けました。
・要点をかいつまんでお話ししてくれるので、わかりやすかった
・普段聞くことのない変わったお話を聞くことができて楽しかった。こういった機会は個人だとないので、大学の講義で聞けて良かった。また実演をしてくれたのも分かりやすくて良かった。
・これまで本を直すときはテープを使っていたが、(テープではなくのりの方が良いというお話を聞いて)これからはのりを使って修理したいと思います。

カリスマデザイナーからブックデザインを学ぶ、とにかく楽しすぎる授業 その2

カリスマデザイナー番洋樹先生の授業レポートその2です。

ブックデザインの実習では、最後に、それぞれが作った作品を並べて、先生にコメントしていただきました。
みんな上手だと褒めていただいた後、表紙と見返しの関係など、デザイン的な視点についてアドバイスいただきました。

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みんなで作品鑑賞中☆

最後に、先生からサプライズで「プレゼントその2」。 ベストセラー『東大合格生のノートはかならず美しい』の話で紹介されたコクヨ株式会社「Cumpus ドット罫ノート」をいただきました。

デジタルアーカイブを学ぶ学生たちは、イラストやデザインが好きで、仕事に活かせたらと思っている人や、司書や学芸員になりたい人、公務員になりたい人などいろんな夢をもっています。
本の名称やブックデザインについて知ることは、関係する仕事に必要なだけでなく、本を扱う司書や学芸員にも必要です。学べて良かった!

[おまけ]
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授業終了後、番先生にサインを求める学生たち

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番先生&木俣副学長先生と

カリスマデザイナーからブックデザインを学ぶ、とにかく楽しすぎる授業 その1

スポーツ誌 Number
旅行女性誌 CREA Traveler
ベストセラー『東大合格生のノートはかならず美しい』
などを担当されているカリスマデザイナー番洋樹先生の授業レポートその1です。

授業では、デザインとは何か?からはじまり、これまで関わられた雑誌や本の紹介、裏話などを教えていただいた後、先生からサプライズで「プレゼントその1」。 本を製本するときに作る「束見本」をいただきました。

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上製本、並製本など・・・どれを選ぶかみんな真剣!

そして、いただいた「束見本」を使ってブックデザインの実習をしました。
先生からは、「難しい課題なので、できるところまでで大丈夫」と言っていただきましたが・・・ みんな、熱中して、なんだかスゴいものを作っています。

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こんなのとか

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こんなのとか

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こんなのとか

本が好きな学生が多いですが、ブックデザインされたものが、どのようにすると本になるのか、どういった構造なのか、自分で作ってみたことで、「書店にはこうやって並ぶんですね」、「表紙とカバーの関係がわかった」など、実感することができたようです。

その2に続く。

第21回 図書館総合展にてポスター発表

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第21回図書館総合展(11/12-14)に、岐阜女子大学デジタルアーカイブ専攻としてポスターブースに出展をしました。

今年度は学生が主となって、本学で学べる「図書館司書+デジタルアーキビスト」の内容を中心に、ポスターを見に来た方々にお話をしました。
また、合わせて大学院のチラシを配布したところ、図書館関係者を中心に関心を集め、大学院の説明等も行いました。
講義「図書館活動演習」にて選抜された学生3名は、当初緊張した面持ちでしたが、3日目にはリラックスし、訪れた方々にうまく対応できるようになりました。

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学生にとって発表の機会になっただけではなく、普段見ることのない図書館に関わる企業や出版社等のブースの見学等もでき、貴重な3日間となりました。

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<3年生が参加しました。参加した感想は・・・>
・普段、大学で勉強していることが実践されている様子を実際に見て、とても勉強になりました。
・最新技術やいろんな情報がいっぱいで興味深かったです。
・ポスター展示で説明の際には、大学の取り組みがとても注目されていることを実感しました。
・図書館関係者はもちろん、それ以外の企業の方々とお話しできて、とてもいい経験になりました。

今回ポスターブースに立ち寄っていただいた方々にお伺いしたところ、やはり図書館界でも「デジタルアーカイブ 」「デジタルアーキビスト」への関心はより高まっている印象を受けました。

今後もデジタルアーカイブ専攻として、現場で活躍できるような図書館司書等の人材育成に努めてまいります。

未来の司書教諭たちによる蔵書紹介

学校図書館司書教諭を目指す学生たちが、大学の附属図書館の蔵書紹介に取り組み、「ブクログ」で公開しました!

「ブクログ」とは、ウェブ上に自分の「本棚」を作ることができるサービスで、いくつかの学校図書館にも導入されています。

学生たちは、附属図書館の膨大な蔵書について、「現実逃避ができる本」「インスタ映え?!世界の絶景」「一人暮らしおしゃれ飯」などの独自のカテゴリーでまとめ、紹介しています。


未来の司書教諭たちによる蔵書紹介(ブクログID:gijohon)

https://booklog.jp/users/gijohon


デジタルアーカイブ専攻では、図書館司書に関する資格がすべて取得できます!
詳しくはこちらのリーフレットをご覧ください。