カリキュラム
文化の理解 | ||
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伝統文化教育 | 文化財学 | 世界遺産論 |
情報と職業 | ||
メタバース利活用・ドローン利活用 | ||
ネットワークと情報表現 | 情報処理 | アルゴリズム |
情報と社会 | 情報処理実習 | プログラミング実習 |
情報管理(含実習) | マルチメディア | 文化情報メディアⅠ |
文化情報メディアⅡ-メタバース- | 地域資料とデジタルアーカイブ-ドローンの利活用- | |
デジタルアーキビスト | ||
デジタルアーカイブ入門 | デジタルアーカイブ文化論 | デジタルアーカイブⅠ・Ⅱ |
情報システムⅡ | 情報の管理と流通 | メディア論Ⅲ |
観光とデジタルアーカイブ | ||
図書館司書 | ||
図書館概論 | 情報サービス論 | 情報サービス演習Ⅰ・Ⅱ |
図書館サービス概論 | 図書館情報技術論 | 児童サービス論 |
情報資源組織論 | 図書館制度・経営論 | 図書館情報資源概論 |
図書館施設論 | 図書・図書館史 | 図書館活動演習Ⅰ・Ⅱ |
博物館学芸員 | ||
バーチャルミュージアムⅠ・Ⅱ | 博物館概論 | 博物館展示論 |
博物館経営論 | 博物館教育論 | 公文書整理保存学 |
博物館資料論 | 博物館情報・メディア論 | 古文書読解演習 |
博物館資料保存論 | 生涯学習概論 | 博物館実習 |
文化の理解
伝統文化教育
新しい学習指導要領にも盛り込まれ、学校教育の分野でも重要視されている伝統・文化について理解を深めるために、伝統・文化とは何かを学び、自分の身近な地域の伝統と文化を事例として、デジタルアーカイブ化する方法および活用する方法を考察します。
伝統・文化について学びます。
伝統・文化とは何かを知るために、その理論、伝承の意義などを学ぶところから始まります。
また、伝統・文化として、先人たちが築き上げ、伝えてきた様々な事柄、歴史的背景を知り、その重要性を各々で理解していきます。
iPadやスマホを使って学修
身近な伝統・文化を様々な方法でデジタルアーカイブ化します。
学生たちが大切にしたいと考える伝統・文化は様々。
お寿司や懐石料理といった食べ物から、地域のお祭り、仏像、着物など、自分が大切にしたい伝統・文化について、プレゼン形式、ポスター形式、電子書籍形式など、様々な方法でデジタルアーカイブ化を行います。
文化財学
日本の文化財について文化財保護法ができるまでの社会の様子、文化財に対する考え方を振りかえり、日本の歴史、文化から生み出されてきた文化財について知識を深め、文化財の保護と活用について考えていきます。
日本の文化財・文化遺産について知識を深めます。
国内に存在する有形・無形の文化財、史跡や天然記念物等について調べ、その概要をみていきます。映像を見ながら各地の文化財について学んでいきます。
文化財保護法について学びます。
文化財とは何か、文化財保護法により区分されている文化財の種類や保護政策について理解していきます。
情報の基礎
ネットワークと情報表現
TCP/IPを中心に、ネットワークの仕組みについて学びます。
目に見えない世界ですが、スマホやインターネットが当たり前になっている情報社会において、Wi-Fiがどのようにつながっているのか、Webサービスはどのようなものなのかを、これまでの実体験や、実習を通して理解します。
LANケーブルを自作して、TCP/IPの仕組みを理解します。
情報処理実習
1、2年次で実施した情報処理演習を基に、情報の収集、整理、発信についてさらに深く学びます。
ITパスポート試験は現代の社会人に欠かせない情報処理能力を証明することができる国家資格であり、多くの企業で、社員教育や研修、資格取得奨励制度などに活用されています。
本講義では、情報処理の幅広い知識の理解度を学生自らが確認するため、試験の過去問題に取り組む時間を設け、資格取得をめざします。
マルチメディア
現役のWEBコンサルタント・YouTubeクリエイターをされている方を講師にお迎えし、動画制作を中心にWEBコンテンツ企画・制作の基礎知識と技術を学び、就職後に役立つ企画力・進行管理能力を身につけていきます。
文化情報メディアⅠ
現役のWEBデザイナーであり、WEBデザイン、コーディング、制作ディレクションの実務経験をお持ちの方が講師となり、Webサイトのデザインと構築の基礎知識と技術を学びます。
・グラフィックデザインソフトを使用してWebサイトデザインを作成
・ HTML、CSSを利用して、基本的なWebサイトを制作
などを行います。
デジタルアーキビスト
デジタルアーカイブ入門
デジタルアーカイブの入門科目として、デジタルアーカイブの歴史や現状、デジタルアーカイブ制作の全体的な流れを理解し、デジタルアーカイブの全体像を学びます。
デジタルアーカイブって何?制作するとどんないい事があるの?
世界中に沢山のデジタルアーカイブが存在します。それらを見て具体的にイメージしてみましょう。
デジタルアーキビストに求められる能力は?
デジタルアーキビスト認定機構のテキストによると、「文化の理解」、「デジタル化の技術」、「法と倫理」の3つに対応できる能力となっています。
さて、具体的にはどんな能力なのでしょう・・・
いろいろな撮影方法
デジタルアーカイブを制作する段階に、実物を撮影する事があります。撮影の方法もいろいろあります。少し体験してみましょう。
情報の管理と流通
資料の収集・保管・利用にあたって、これまで主として保管・流通利用の目的や慣習・権利(著作権、個人情報保護(プライバシー)、所有権等)、利益などの観点での選定でした。しかし、デジタルアーカイブ化の資料対象の多様化により選定条件の配慮が必要となってきました。
ここでは、デジタルアーカイブをする上での選定評価について事例を上げて具体的に学びます。
通信ネットワークの仕組みと、資料の評価について学びます。
ネットワークの構築に当たって検討すべきトポロジ、伝達媒体について、情報ネットワークシステムを実際に利用し学修します。
また、資料の収集での条件や調査・保管・公開に関する基本的な考え方について考察し、選定評価ガイドラインを作成します。
地域の文化資料を記録してデータベースを作成します。
学生の地元の地域文化資料の記録をとり、メタ情報を調査しながら記入し、それを元にデータベースを作成します。
図書館司書
情報サービス演習Ⅰ・Ⅱ
図書館には、「レファレンス・サービス」という、何らかの情報や資料を求めている図書館利用者に図書館員が情報や資料を提供するサービスがあります。このレファレンス・サービスを行うには情報検索の知識や技術が必要です。「情報サービス演習Ⅱ」では、情報検索やデータベースに関する知識・技術の修得をめざします。
授業では新聞記事のデータベースなどを使って、情報検索の知識や技術を身につけます。
図書館活動演習Ⅰ・Ⅱ
図書館活動演習では、図書館に関する科目で学修する知識や技術について、実際に大学内図書館にて経験し、実務に不可欠な知識や心構えについて学んでいきます。
ジャケット貼りや返却本の排架、書架整理などを行いました。
ジャケット貼りの様子
書架整理の様子
博物館学芸員
博物館展示論
博物館は資料の収集・研究、展示、教育が主たる活動です。収集された歴史資料、美術作品、標本が研究され、その成果が教育的配慮のもとに展示されることを学びます。
また、実際に活動している博物館において、どのように資料を取り扱って展示業務を行っているかを理解し、あわせて、本学の特色であるデジタルアーカイブを基盤としたICT展示解説システムやデジタルミュージアムを通じて、博物館の今日的なあり方やその未来を考えます。
実践的な展示素材として、大学周辺の自然遊歩道を取材します。
学内実習では、ICTを活用した展示を実践的に学ぶため、大日不動遊歩道へ取材に行き、植物や岩石の撮影・記録を行います。
ヤマツツジの撮影 展望台での集合写真
取材したデジタル素材を活用して、展示コンテンツを開発します。
遊歩道で取材したデジタル素材をベースに、デジタルミュージアムの展示コンテンツを企画開発し、本学ならではのデジタルアーカイブを基盤とした、実践的博物館展示論を学びます。コミュニケーションを取りながらデジタルミュージアムコンテンツ作成します。
博物館資料論
博物館では多種多様な資料を収集し、保存し、研究を行っています。この授業では、博物館資料の種類やその特質、収集・整理方法、研究活動について学びます。
博物館に収蔵されている資料について知識を深めます。
自然系、人文系など博物館によって取り扱う種類は様々です。その資料を展示・保存するためには、資料の性質を知り、それに合った方法で取り扱い、保存していく必要があります。資料を劣化させる原因やその対策についても学んでいきます。
歴史資料や美術資料の取り扱いを学びます。
実際に、古文書や掛け軸、巻子などを用いて取り扱い方法を身につけていきます。
博物館実習
この授業は、博物館の専門職員である「学芸員」資格(国家資格)の必修科目(必ず学ばなければならない科目)です。博物館に関する3分野の実習(①学内実習、②見学実習、③館園実習)を3年後期から4年前期・後期にかけて行い、必要な知識・技能を修得します。
学内実習では、大学所蔵資料(本物!)を使って実践的に学びます。
実習では、大学所蔵「木田教育資料」(元文部事務次官木田宏先生の貴重な教育資料)を用いて、実際の資料の取り扱いや整理・保存、展示方法などを学びます。
見学実習では、様々な博物館を実際に見て学びます。
大学所蔵「木田教育資料」の整理 第一次整理無事終了
見学実習では、博物館施設に行き、そこで働く学芸員の方のお話しを聞いたり、普段は入ることができない博物館の職員専用エリアを見学させていただいたりします。