健栄ごはん
「小麦・卵・乳を含まない&苦手な野菜も美味しく!!野菜もりもりランチ」を提供しました
本日のオープンキャンパスでは、小麦・卵・乳を含まないランチを提供しました。また、管理栄養士として保育園・幼稚園・学校の現場で働く可能性がある学生たちが、子どもが嫌いな野菜ランキング上位の野菜であった「にんじん」「なす」「トマト」を美味しく食べるためのレシピを考えたメニューを提供しました。
「にんじん」は5㎜以下のみじん切りにして炊き込みご飯にすることで、人参の独特の風味や匂いを感じにくくしました。「なす」は渋味(クロロゲン酸)を和らげるため、切った後、塩をまぶし、20分置いてから油で揚げて、砂糖・醤油に浸し、ツナをトッピングしました。レシピ担当吉野さんの祖母が幼い頃なすを食べやすくするために作ってくださった味です。大変、好評でした。「トマト」は蒸し鶏のソースとデザートに使用しました。酸味を抑えるために、ソースはオリーブオイルを加えて加熱しました。また、砂糖でコンポートにし、ゼリーに添えました。
それぞれのメニューについて、「嫌いだったが、美味しく食べられた」という感想をいただき学生も喜んでいました。今後も、野菜が嫌われる要因を調べ、その要因を無くすような調理法を検討し、美味しいレシピを考案していきたいと思います。
【メニュー】
・にんじんご飯(岐阜県産ハツシモを使用)
・蒸し鶏のトマトソースがけ&焼き野菜
・なすの揚げ浸し(吉野家の祖母の味)
・たたききゅうりの梅肉和え
・きらきら☆彡ゼリー~トマトのコンポート添え~

「小麦・卵・乳を含まない春の米粉パンランチ」を提供しました!!
4年生となって初めてのオープンキャンパスランチ提供でした。何度も試作し、味の調整や彩りなど試行錯誤しながら、迎えた本番でした。来場者の高校生や保護者の方々の感想では、「販売されていたら、購入したい。」「また、食べたい。」「とても美味しかった」と可愛らしい絵も添えて書いてくださった方がおり、学生も安堵した様子でした。
2色の米粉パンについては、細かく準備していたはずでしたが、当日は、計量ミスがいくつかあり、思わぬ失敗があり慌てることがありました。重要なところは、ダブルチェックをするなど、慎重な準備が必要であることを学んだようです。米粉パンの生地はヨーグルト状であるため、2色にするのが大変難しかったのですが、なんとか薄く色づいた2食パンに仕上げることができました。今回のパンの試作では、発酵の度合いでパンの密度が異なり、硬さなどにも影響があることに気が付いたため、今年度の発酵度の違いによるパンの物性への影響を研究テーマとできればと思っています。8月のオープンキャンパスに向けてさらに改良していきます。(大場研究室)

春期勉強会とフードマネージメント実習が始まりました!
管理栄養士国家試験まで残すところ16日となりました。
夏期、冬期と開催してきた勉強会も春期がラストです。
春期勉強会が始まると共に、3年生が4年生を応援する気持ちを込めた"ガンバレご飯"も始まります。3年生はこれまで学修してきたすべてを食事に込めて先輩方を応援します。今、先輩方に必要な栄養を考えた愛情たっぷりの朝食・昼食を提供します。同じ食材がかぶらないよう、また加工食品も極力使わず手作りにこだわっています。前期の演習から期間献立を考え、何度も班での話し合いを重ねて計画し、やっとその1食が完成します。管理栄養士を目指す学生らしい食事で先輩方をサポートするのが伝統となっています。この想いを受け取って、ラストスパートガンバレ4年生!!
体験農園みとか様とコラボ!「ほくほくかぼちゃの豚巻きプレート」
現代の食生活では動物性脂肪や、食塩、砂糖の過剰摂取や偏った食生活により、栄養素の過不足が生じ、肥満症や、糖尿病をはじめとする生活習慣病のリスクが上昇しています。そこで、山県市内外から訪れる「体験農園みとか」様で、なにか情報発信をさせていただきたいと思い、栄養価を強化したランチメニューの提供を考えました。
食べてくださる方に野菜や食材の持つ栄養価の大切さを知ってもらえたら嬉しいと思い、「ほくほくかぼちゃの豚巻きプレート」を考案しました。提供する際に、家でも実践してもらいやすいようにレシピをQRコードで発信しているのもポイントの1つです。
このメニューを販売するにあたって、11月29日に山県市長様をはじめとする方々に試食をしていただきコメントを頂きました。頂いたコメントを参考に最終チェックをし、12月初旬から販売していただける事になりました。試食会では、岐阜新聞様、中日新聞様より取材を受け、朝刊に掲載いただきました。(藤田研 H.K)
EAT&スマイルプロジェクト#岐女大 ~食クリエイト分野~ 1日限りのカフェ開店♪
11月3日(木)、4年生の先輩方に向けて、学内でカフェを開きました。
その名も、"Oimoカフェ"。
健康栄養学科の実践活動の一環で、食クリエイト分野では、学生菜園で採れたさつまいもを使用し、さつまいもプリンとプレートご飯をカフェ形式で提供しました。
4年生の先輩方に少しでも楽しんで頂きたい、この時間だけでもゆっくりとして頂きたい、という思いを込めて、メニューからサービングの仕方、飾り付けなどを考えました。
プレートご飯の盛りつけ方や接客のみならず、メニュー表、箸袋、スプーンとフォーク袋、マスクケースにもこだわり、また入口には、ブラックボードを用いたオシャレな看板も設置しました。
当日は、先輩方に「料理以外にもこだわりが詰まっていて凄い。」「美味しかったよ♪」「メニュー表などの雰囲気つくりもあって感動した!」「皆のこだわりが詰まったランチで美味しかった。また食べたい。」と、お褒めの言葉を頂き、先輩方の笑顔を見ることも出来ました。
この活動を通して、実際のお店のように調理から提供に至るまで様々な経験をすることができました。商品が完成形に近づいても満足せず、もっと効率良く出来ないか、もっと美味しくできるのではないかと試行錯誤し、最後まで諦めずに取り組んだ結果が、先輩方の笑顔に繋がったのだと思います。
挫けそうになる事も沢山ありましたが、大量調理は1人でできるものではありません。1人1人が自分の仕事を全うし、壁にぶつかった時に改めて一緒に支え合える仲間の大切さを感じました。
食クリエイト分野商品開発リーダー 掛野彩雅(岐阜県出身)










