健康栄養学科

食育

EAT&スマイルプロジェクト#岐女大 ~子ども食育分野~2022

子ども食育分野

 子ども食育分野では「~広げよう食の知識・人との輪」をテーマに活動しています。さぎ草祭当日は、「楽しく学ぼう!ミニ授業」と「体験コーナー」を行います。

 大学生活では、食の指導方法や、対象者に合わせた指導内容、楽しく学べる工夫なども学んでいます。それらを活かし来てくださった方の日頃の生活や、食習慣を見直し、SDGsも意識するきっかけとなれるような発表になれたらと思います。

 また、体験コーナーでは体を動かしながら楽しく食について興味を持ってもらえるような内容になっております。

 それぞれ以下の日程で開催いたします。皆様のお越しをお待ちしております。

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楽しく学ぼう!ミニ授業 (各回15分程度) 

※SDGsをテーマとした内容になっております。

 

会場:新4号館3階(04326教室)

 

日時:1015日(土)

   対象者:小学2年生以上  ①1100~ ②1400

       中学生以上   ①1300~ ②1500

 

   1016日(日)

   対象者:小学2年生以上  ①1100

       中学生以上   ①1300

 

※受け付けは新4号館入口と新4号館3階で10時から行います。各授業開始時間の10分前までで受付けを締め切らせていただきます。また、各回定員30名とさせていただきます。

 

体験コーナー

 会場:新4号館3階(04325教室、廊下)

 対象者:幼児~小学2年生

 日時:1015日(土)・16日(日) 10001500 

 内容:・食育カルタ

    ・食育釣り

    ・箱の中身はな~んだ!?

    ・食育すごろく

 

地元沖縄の食育を担う管理栄養士 卒業生Voice10

卒業生Voice 2016年度卒業 宮城(旧姓 神谷)さん (那覇市立金城中学校(小禄学校給食センター) 学校栄養職員)

 私は、現在、沖縄県の小禄学校給食センターで約4250食の学校給食を提供しています。主な業務内容は、献立作成、発注、衛生管理、アレルギー食対応などの給食管理と食に関する指導です。子どもの反応は素直なもので、苦手な食材にはすぐ顔をしかめ、逆においしいものには目を輝かせて喜びます。毎日の給食を通して、食べられなかった野菜を食べられるようになったり、食の細い子が食べられる量が増えていったり、それぞれの子どもの成長を見守れることにこの仕事のやりがいを感じています。

 私は、地元沖縄県で学校給食に携わりたいという思いから、大学時代に、栄養教諭の1種免許状の取得と管理栄養士合格を目指して日々学習に取り組んでいました。管理栄養士取得に向けての基礎学習ももちろんですが、特に栄養教諭の臨地実習やフードマネージメント実習、栄養指導論等でのスライド、リーフレット作りが現在の仕事にいきていると感じています。栄養士養成校は、授業も多く大変だと感じている学生も多いと思いますが、今学んでいることは、必ず社会人として働く上で必要なので今のうちに周りの先生方や友人からたくさんのことを吸収して自分の力に変えてください。

 最後になりますが、社会人になり早6年、学校給食における食物アレルギーは複雑化し、食育はデジタル化が進むなど求められる技量も変化しています。今後さらなる変化に対応していけるよう日々精進して参ります。

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管理栄養士へのステップ ~4年生 卒業研究 和田研究室~

◇生涯を健康で過ごすために・・・食生活を見直そう!

 今年度、和田研究室では、「生涯を健康で過ごすために食生活を見直そう!」という目的で、18歳から21歳の女性の食事内容の様子や調理している時間などについてアンケートを実施し、課題解決の方途を探っています。

 今の年代より、「心掛けて欲しい食習慣の見直しや改善をどのように提案すると良いのか」研究を進めています。

 その中のひとつを紹介します。

 18歳から21歳の女性の食生活の中で、いも類を使用した献立を取り入れている機会が少ないことに注目し、じゃがいも料理のレシピ考案をしています。

 

【じゃがいもを使ったデザート作り】

 じゃがいもを使用した簡単に作ることができるデザートを考案し、基本のレシピから派生レシピへと繋げたいと進めています。

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 生涯を通して、「食べる」ことは基本的生活習慣となりますから、日々の食習慣の積み重ねが大切であると思っています。 ~和田研究室ゼミ生一同~

 

管理栄養士へのステップ ~4年生 卒業研究 土屋研究室~

 土屋研究室では、子どもたちへの「学習支援」と「食育教室」をしています。

 対象は、小学生で、月2回の活動です。時々、屋外で勉強会を行います。「食育カルタ」を作ったり、既製品のカルタを使って「食育」をします。

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 また、子どもたちが「家庭で自分で出来る料理」のレシピと食材の配布をして子どもたちの意識の変容、行動の変容について調べています。評価は、家庭での料理の写真とアンケートで行います。(土屋研究室)

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学長表彰 ~保育士試験 食育に強い管理栄養士~

 健康栄養学科の2年生1名の学生が保育士試験に見事合格しましたので、本学松川禮子学長より、学長表彰を受けました。本学では、管理栄養士+保育士資格の取得にも力を入れています。保育分野の勉強をすることで、子どもの発達に合わせた食の指導に結びつけることができます。

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合格した学生のコメントです!

 子どもが好きであることや保育士として働く母親の姿を見ていて、保育科の大学に進学することも考えていました。高校3年生になり、進学は食物科に決め、保育科の道は諦めていました。
 しかし岐阜女子大学では、管理栄養士の勉強のなかでも、春休みや夏休みの充実した対策講座で保育士資格を取得していく先輩方がいることを知り、保育の夢にも挑戦しようと決めました。
 保育士試験合格をきっかけに、自信が持てなかった自分が変われたと思っています。卒業後は、岐阜農林高校で学んだ野菜作りやトロピカルフルーツを育てた経験をいかして、好き嫌いを楽しく克服できるような保育指導ができる管理栄養士になりたいと思います。

 

 保育園や幼稚園の子どもの食育に強い管理栄養士を目指せる大学は岐阜女子大学だけです!
 本学で子どもの食育に強い管理栄養士を目指してみませんか?