健康栄養学科

食育

管理栄養士を目指しながら保育士試験に合格しました

 岐阜女子大学では、子どもの成長や気持ちに寄り添った指導ができる管理栄養士を目指して、保育士資格の取得にも力を入れています。今回、健康栄養学科から8名の学生が保育士試験に合格しました。その栄誉を称え、学長先生より表彰していただきました。

食育に強い管理栄養士を目指せる大学は岐阜女子大学だけです!

本学で管理栄養士+保育士を目指してみませんか?

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【合格した学生のコメント】

・新潟県出身 3年生Oさん

春休みという長期休暇を自分のスキルアップする時間にしようと思い、保育士資格の勉強を始めました。最初は勉強の仕方に苦戦していましたが、過去5年分の過去問を解き、間違えたところは印をつけて繰り返し説き直すようにしました。また、友達と問題を出しあいながら勉強に励みました。実技試験ではピアノがあり、私はピアノ経験がなかったのですごく不安でした。そのため、毎朝学校に早く行きピアノの練習をしたり、先生から指導をしていただき、本番は間違えずにひくことができました。私は保育士試験に合格したことで自分に自信が付きました。コツコツやれば結果は必ずついてくると実感しました。4年生での管理栄養士試験も合格できるように勉強を頑張りたいと思います。

 

 

EAT&スマイルプロジェクト#岐女大 さぎ草祭報告 ~子ども食育分野~

EAT&スマイルプロジェクト#岐女大 さぎ草祭報告 ~子ども食育分野~

 子ども食育分野では、「楽しく学ぼう!ミニ授業」、「体験コーナー」を行いました。

 2日間で、約500人と、小さなお子様から大人の方まで幅広い年代の方々にご参加いただきました。

 私たちは、「体験を通して、食に興味を持ち、「わかった!食べたい!」を増やしてもらいたい」という思いのもと、どのような内容にすれば来ていただいた方に楽しんでもらえるのかというのを考えて活動をしてきました。

 ミニ授業では、対象者を小学3年生以上と中学生以上の2つに分けて行いました。授業の途中で、クイズを取り入れ楽しんでいただいたり、ワークシートを用いて授業らしく自分の考えを書く時間を設けたりして、お客さん主体とし、SDGsについて楽しく学べる時間にする工夫を凝らしてきました。

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 体験コーナーでは、主に幼児から小学2年生を対象として、「食育カルタ」、「食育釣り」、「箱の中身はなんだろな?」、「食育すごろく」を内容として、体を動かしながら食について興味を持ってもらえる活動にしました。普段、皆と楽しくやることを目的として遊んでいるカルタや、すごろくをどのように学べる内容にするのか、楽しさを残す工夫を凝らしました。

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 以下、さぎ草祭でいただいたお客様の感想を一部ご紹介いたします。

・「レンコンの穴が10個あることは知らなかった!」

・「絵が可愛い!楽しそう!」

・「野菜って手で触るとこんな感じなんだ~」

・「給食を残さないで食べたい!」

 以下は、さぎ草祭後の学生の感想です。

・もっと発表してくれた子に反応すればよかった。

・臨機応変に対応する力を身に付けたいと思った。

 

 子ども食育分野の活動を通して、大学生活では経験できない子どもの素直な反応が見ることができ、とても勉強になりました。保護者の方からも、「知らなかった!」「勉強になった」、「子どもたちが楽しい時間を過ごすことができた」などと嬉しいお言葉をいただき、大変うれしく思います。また、子どもや、保護者の方に食について指導する楽しさや、難しさを味わうことができました。今回多くの課題も見つけることができ、今後の大学生活で改善していきたいです。参加者の皆様から頂いたお言葉を大切にして、来年度はさらに皆様に楽しんでいただけるようなイベントを開催できるよう、今回の反省を来年度に伝え、より良いものを作っていけるようしたいです。

 参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。

(子ども食育分野リーダー 健康栄養学科3年 吉池彩智(長野県出身))

 

EAT&スマイルプロジェクト#岐女大 ~子ども食育分野~2022

子ども食育分野

 子ども食育分野では「~広げよう食の知識・人との輪」をテーマに活動しています。さぎ草祭当日は、「楽しく学ぼう!ミニ授業」と「体験コーナー」を行います。

 大学生活では、食の指導方法や、対象者に合わせた指導内容、楽しく学べる工夫なども学んでいます。それらを活かし来てくださった方の日頃の生活や、食習慣を見直し、SDGsも意識するきっかけとなれるような発表になれたらと思います。

 また、体験コーナーでは体を動かしながら楽しく食について興味を持ってもらえるような内容になっております。

 それぞれ以下の日程で開催いたします。皆様のお越しをお待ちしております。

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楽しく学ぼう!ミニ授業 (各回15分程度) 

※SDGsをテーマとした内容になっております。

 

会場:新4号館3階(04326教室)

 

日時:1015日(土)

   対象者:小学2年生以上  ①1100~ ②1400

       中学生以上   ①1300~ ②1500

 

   1016日(日)

   対象者:小学2年生以上  ①1100

       中学生以上   ①1300

 

※受け付けは新4号館入口と新4号館3階で10時から行います。各授業開始時間の10分前までで受付けを締め切らせていただきます。また、各回定員30名とさせていただきます。

 

体験コーナー

 会場:新4号館3階(04325教室、廊下)

 対象者:幼児~小学2年生

 日時:1015日(土)・16日(日) 10001500 

 内容:・食育カルタ

    ・食育釣り

    ・箱の中身はな~んだ!?

    ・食育すごろく

 

地元沖縄の食育を担う管理栄養士 卒業生Voice10

卒業生Voice 2016年度卒業 宮城(旧姓 神谷)さん (那覇市立金城中学校(小禄学校給食センター) 学校栄養職員)

 私は、現在、沖縄県の小禄学校給食センターで約4250食の学校給食を提供しています。主な業務内容は、献立作成、発注、衛生管理、アレルギー食対応などの給食管理と食に関する指導です。子どもの反応は素直なもので、苦手な食材にはすぐ顔をしかめ、逆においしいものには目を輝かせて喜びます。毎日の給食を通して、食べられなかった野菜を食べられるようになったり、食の細い子が食べられる量が増えていったり、それぞれの子どもの成長を見守れることにこの仕事のやりがいを感じています。

 私は、地元沖縄県で学校給食に携わりたいという思いから、大学時代に、栄養教諭の1種免許状の取得と管理栄養士合格を目指して日々学習に取り組んでいました。管理栄養士取得に向けての基礎学習ももちろんですが、特に栄養教諭の臨地実習やフードマネージメント実習、栄養指導論等でのスライド、リーフレット作りが現在の仕事にいきていると感じています。栄養士養成校は、授業も多く大変だと感じている学生も多いと思いますが、今学んでいることは、必ず社会人として働く上で必要なので今のうちに周りの先生方や友人からたくさんのことを吸収して自分の力に変えてください。

 最後になりますが、社会人になり早6年、学校給食における食物アレルギーは複雑化し、食育はデジタル化が進むなど求められる技量も変化しています。今後さらなる変化に対応していけるよう日々精進して参ります。

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管理栄養士へのステップ ~4年生 卒業研究 和田研究室~

◇生涯を健康で過ごすために・・・食生活を見直そう!

 今年度、和田研究室では、「生涯を健康で過ごすために食生活を見直そう!」という目的で、18歳から21歳の女性の食事内容の様子や調理している時間などについてアンケートを実施し、課題解決の方途を探っています。

 今の年代より、「心掛けて欲しい食習慣の見直しや改善をどのように提案すると良いのか」研究を進めています。

 その中のひとつを紹介します。

 18歳から21歳の女性の食生活の中で、いも類を使用した献立を取り入れている機会が少ないことに注目し、じゃがいも料理のレシピ考案をしています。

 

【じゃがいもを使ったデザート作り】

 じゃがいもを使用した簡単に作ることができるデザートを考案し、基本のレシピから派生レシピへと繋げたいと進めています。

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 生涯を通して、「食べる」ことは基本的生活習慣となりますから、日々の食習慣の積み重ねが大切であると思っています。 ~和田研究室ゼミ生一同~