さぎ草祭
さぎ草祭
昭和45年10月、第1回「さぎ草祭」が開催されました。メインテーマは「第一歩」でした。以後、学科専攻やクラブ発表、模擬店、コンサート、スポーツ大会など盛りだくさんの企画をもって、さぎ草祭実行委員会を中心に毎年欠かさず開催されています。
学内スポーツ大会は「資格を取って地元に就職を」の大学のモットーから、出身地区別のスポーツ祭(田代杯)を平成18年より開催し、卒業後も続く「県人会」の絆を深めています。
学園祭を行う目的
さぎ草祭実行委員長 松下真子
今年も昨年同様、新型コロナウイルスの影響で、多くのイベントやライブなどが中止になり、生活様式が変化する日々が続いています。
岐阜県でも多くのクラスターが発生し、9月中は緊急事態宣言発令の中、開催に対する不安を抱えながらも懸命に活動を進めてまいりました。
新型コロナウイルスの終息の兆しが見えない中でしたが、昨年新型コロナウイルスの影響によって残念ながら中止になってしまったさぎ草祭を、来年以降につなぐ架け橋となるように、また、今までの先輩方が大切に繋いできたさぎ草祭をここで絶やすことなく次に大切に繋げていくという思いで、対面でのさぎ草祭開催に向け決意を固めました。
新型コロナウイルスを理由にして、学園祭を諦めることは簡単です。しかし、これから先いつまで続くかわからないこの状況の中で、諦めてしまえば、さぎ草祭の伝統は崩れてしまいます。
そして、大学は学修のみが目的の組織ではないと私たちは考えます。共に成長できる仲間との出会い、共同生活の中で時には自己犠牲や議論の大切さを学び、そして、その先に味わうことのできる達成感によって生まれる友情こそが、大学生活の中で大切なものです。
昨年度のコロナウイルス感染拡大の影響によって、岐阜女子大学でも遠隔授業を余儀なくされた期間もありましたが、今年は、8月に学生のコロナウイルスの職域接種を終え、また、長期休暇後の抗原検査の実施など、対策を万全にして対面での授業を行うことができています。しかしながら、様々な規制もあり、思うように学生生活を送ることができていない学生も多いと推察します。
新型コロナウイルスはこれからも完全になくなることはないと思います。今後は、新型コロナウイルスからただ逃げるのではなく、共存していくことが求められる時代です。
この危機にどのように立ち向かっていくか、これからの時代をどのように生きていくかが課題となります。
さぎ草祭を通して、不安や失敗に臆することなく果敢にチャレンジする力、常にアンテナを広げて臨機応変に対応する力、様々な課題を解決しよりよいものを創り出す力を身に付けていきたいと考えています。
岐阜女子大学は、関係各機関と相談の上、新型コロナ感染防止対策を徹底し、コロナ禍ならではのこれまでと違う新しいさぎ草祭を開催いたします。
私たち実行委員が発信の拠点となり、学生、お客様など、さぎ草祭に関わる全ての人と共に築き上げることを大切にする温かい雰囲気の学園祭を実現します。
様々な困難に悩んだり苦しんだりすることもありましたが、ご来場される全ての方と共に、素敵な第52回さぎ草祭となるよう今後もあきらめず前向きに活動を進めていきます。
伝統ある学園祭を、次の世代に大切に繋げていきたいです。
スポーツ祭開催の意義
スポーツ部長 石原菜南子
今年も新型コロナウイルスの影響で例年通りの県人会活動ができず、同じ出身地の学生・先生方とかかわる機会が減ってしまいました。岐阜女子大学は県人会活動を大切にしています。郷土を重んじ、同県民の仲間たちと交流する大切な時間であるからです。県人会活動では横の繋がりだけでなく縦の繋がりも生まれ、学科・学年・年齢関係なく仲を深めることができます。
各テントに消毒用アルコールの設置やゴム手袋の着用など、新型コロナウイルス感染防止対策を万全に行い、本年度もスポーツ祭を開催します。新しい形式と新しいアイディアを生み出すことで、スポーツ祭を0から創り上げていく楽しさや大変さを経験することができます。また、軍手を着用したり補助を増やしたりと怪我や体調面にも十分配慮して行います。仲間と一緒に戦う楽しさに気付いてほしい、共に特別な思い出を築きたい。これが私たちの願いです。今年のスポーツ祭が大学生活の特別な日になるよう、心を込めて運営していきます。
第52回さぎ草祭のご案内
テーマ「一緒に気付く。共に築く。」
期 間: | 令和3年11月4日(木)~7日(日) ※一般公開は5日(金)より |
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場 所: | 岐阜女子大学 学内各所 | ||||||||||
プログラム: | |||||||||||
模擬店:5日(金)~7日(日)
「さぎ草祭」に参加いただく皆様へ |