さぎ草祭
昭和45年10月、第1回「さぎ草祭」が開催されました。メインテーマは「第一歩」でした。以後、学科専攻やクラブ発表、模擬店、コンサート、スポーツ大会など盛りだくさんの企画をもって、さぎ草祭実行委員会を中心に毎年欠かさず開催されています。
学内スポーツ大会は「資格を取って地元に就職を」の大学のモットーから、出身地区別のスポーツ祭(田代杯)を平成18年より開催し、卒業後も続く「県人会」の絆を深めています。
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学園祭を行う目的
第53回さぎ草祭実行委員長 岐阜県出身 今井 朝陽
新型コロナウイルスが流行し始めてから約3年が経ち、ワクチンを打てば重症化しない時代となりました。新しい生活様式にも慣れ、イベントやライブが3年ぶりに開催されるなど、新型コロナウイルスと共存していく社会になってきています。
岐阜県では8月に、過去最多の5000人を超える感染者が出ており、開催に対する不安もありましたが懸命に活動を進めてまいりました。
一昨年は新型コロナウイルスの影響により残念ながら中止になってしまいましたが、昨年はコロナ対策を一から見直し、無事に開催することができました。次は、私たちが繋ぐ番です。先輩方の想いを引き継ぎつつ、新型コロナウイルスと共存する社会に向けて、今年も対面でのさぎ草祭開催を決意しました。
大学は、学修のみが目的の場所ではないと私たちは考えます。新しい仲間と出会い、共同生活の中で時にはぶつかり逃げ出したくなる時もありましたが、何かを成し遂げた先にはこの上ない達成感を味わうことができ、自分の視野を広げることができると思います。
新型コロナウイルスにより、学校生活のほとんどは遠隔授業、修学旅行は県内、体育祭や学園祭、部活動の大会は中止等を経験してきた学生も多いと思います。新型コロナウイルスはこれからも完全になくなることはないと思います。私たちに求められていることは、新型コロナウイルスと共存していくことです。
さぎ草祭を通して、不安や失敗を恐れず果敢にチャレンジする力、仲間と共に創り上げる力、臨機応変に対応する力、コミュニケーション力を身に付けていきたいと考えています。
岐阜女子大学は、関係各機関と相談の上、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、コロナ禍ならではのこれまでと違う新しいさぎ草祭を開催いたします。
私たち実行委員が発信の拠点となり、学生、お客様など、さぎ草祭に関わる全ての人の心にぱっと花咲くような愛溢れる学園祭を実現します。
ご来場される全ての方と共に、最高な第53回さぎ草祭となるよう今後も楽しく、前向きに活動を進めていきます。
伝統ある学園祭を、次の世代に大切に繋げていきます。
スポーツ祭とその意義
第53回さぎ草祭スポーツ部長 長野県人会 畑部文歌
新型コロナウイルスが収束しない今、規則が軽くなったとは言え限られた中で同じ出身の学生・先生方としか関わることができず、コロナ前の交流の機会や活気はまだ取り戻せていません。
岐阜女子大学は県人会活動を大切にしています。郷土を重んじ、同県民の仲間たちと交流する大切な時間であるからです。県人会活動では、横の繋がりだけでなく縦の繋がりも生まれ、学科・学年・年齢関係なく仲を深めることができます。
各テントに消毒用アルコールの設置やゴム手袋の着用など、新型コロナウイルス感染予防対策を万全に行い、本年度もスポーツ祭を開催します。新しい形式と新しいアイディアを生み出すことで、スポーツ祭を0から創り上げていく楽しさや大変さを経験することができます。また、軍手を着用したり補助を増やしたりと怪我や体調面にも十分配慮して行います。仲間と一緒に戦う楽しさに気付いてほしい、共に特別な思い出を築きたい、これが私たちの願いです。今年のスポーツ祭が大学生活の特別な日になるよう、心を込めてとして運営していきます。
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第53回さぎ草祭のご案内
テーマ「サイコウ」
期 間: | 令和4年10月13日(木)~16日(日) ※一般公開は14日(金)より |
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場 所: | 岐阜女子大学 学内各所 | ||||||||
プログラム: | |||||||||
模擬店:14日(金)~16日(日)
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