学校教育専修

農業研究会活動

夏休み中の親子に "ピーマンレシピ"の提供

8月4日  5月に苗を植えた ピーマン 茄子の収穫をしました。

さすがに自分達で手植えした野菜だから・・・

ピーマンの野菜臭さにも関心を持って、先ず匂いを嗅いで、手で割ってなめてみて。

「味がしなーーい」「赤いピーマンは、えっ、こんなに甘いの」とお母さんの声。

一緒に調理したレシピは 「茄子とピーマンの餃子」「茄子とピーマン入りたこ焼き」「茄子とピーマンのハンバーグ」。 野菜を切って、包んで、と一緒にやりながら、初めて食べるこのレシピに、子ども達もお母さんも興味いっぱい。

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餃子の包み方を教えながら 一緒に包みました。幼稚園児もなかなかうまく包んでいて、真剣そのものの姿、熱中させることで見せる様子が私たちの学びになりました。

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包丁遣いも 熱い鉄板にも それぞれの子が 用心深く手を出していることから体験を積ませることが、できる力になっていくこと。繰り返し活動をする必要を学びました。

過去の親子農業活動をご紹介!
野菜が好きな子ども達を育てたい
ビックリする程大きくなってる!さつまいも観察会
心みたい~さつまいも収穫~
火ってこんなにあたたかいんだ!焼き芋パーティ
子どもたちとしめ縄作り

分蘖(ぶんげつ)の実態研究

一粒の種籾(たねもみ)からは、一本の苗がでてきます。その1本の苗が枝分かれして 5、6本の苗に増えていきます。これが分蘖です。

私たちの稻作研究では 一体、「分げつ」は何本までに増えるのかを研究するため、水田の一角に研究用の場を設けました。

1本植えは、何本に分げつするか

3本植えは 何本なったか

5本植えでは・・・と、今後の分げつの様子を観察していきます。

 

農家が使っている「田植え機」は、3本ぐらいずつを、均等に植えていきますから、3本くらいが、最も適した分げつになるのかもしれません。

 

昨年の研究から、一つの稲穂に籾がおよそ60から70粒つきました。

1本の分げつが6本となったら、一粒からおよそ400粒の米が取れることになります。 水・太陽・風・・・ 自然の力はホントにすごーーい!!

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水田の表面は鏡のように 苗の緑を映しています。

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田植えの準備「代掻き」

初めて田んぼに入りましたが、想像していた100倍楽しくて、最近芽が出てきたお米への思いを備中ぐわにこめて作業することができました。また、 まだ話し慣れていなかった先輩とたくさん話す機会ができ、初めての活動にも前向きに取り組むことができました。

これまでは庭の畑を耕すことしか経験がなかったので、あれだけ広い田んぼを決められた時間までに耕せるか不安でした。同じ班の同級生や先輩方と協力して、決められた時間までに決められた範囲を終わらせることができて良かったです。次回は、水が張られているので、沼にはまって転けないように気をつけながら頑張りたいです。

学校教育専修1年生 後藤小夏(多治見西高校出身)

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積算温度120度でふっくら大成長

いよいよ浸種を始めて10日間が経過し、積算温度120度に到達しました。種籾は水分を含んで、ふっくらしています。毎日観察や水温管理をしてきたからこそ、この目に見える変化がとても嬉しく思います。

次の工程の播種に向けて、半日乾燥させました。播種では、3学年合同で約18枚の育苗箱に種播きを行います。

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毎日LINEグループで共有する観察記録

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廊下の掲示板

稲作研究スタート!浸種の活動

稲作には「米」の漢字にも表れているように「八十八の工程」があると言われています。今日は農業研究活動で初日の活動「浸種」を行いました。
バケツに水を入れ、温度を測り、種籾を浸しました。発芽抑制剤の影響で思っていたよりもすぐに水が青く染まり、参加していた新1年生も驚いていました。
学生に4Kgのハツシモの種籾を持ってもらったとき、「新生児の体重より重い!命の重さですね!」と話していたことが印象的でした。今日から23日に予定された播種の活動まで、積算温度100度になるように丁寧に管理していきます。
美味しいお米が育つようにこれから1年間活動や毎日の観察を責任、愛情をもって頑張って行きたいです。


2年生 諸見里・淵脇

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