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学校教育専修

農業研究会活動

春の恵の雨を逃さない。畑作活動

みなさんは「穀雨」という言葉を聞いたことがありますか?恥ずかしながら、私は今年初めて農業研究会をきっかけに意識しました。百穀を潤す春の恵みの雨のことを「百穀春雨」と呼びます。確かに天気予報を確認すると、ゴールデンウィークに向けて、雨→高温の晴れ→雨→高温の晴れ...が続きます。

私たちはゴールデンウィーク明けに野菜の苗植えを計画していたので、用務員の長屋さんから教えていただかなければ、絶好の成長のタイミングを逃してしまうところでした。私たちの都合ではなく、天候や気温を見て作物と向き合う姿勢作りは、教師となって欠かせない姿勢だと先輩方が毎回話をしてくださいます。急遽活動を変更でき良かったと思う一方で、まだまだ甘いことを痛感しました。

学校教育専修2年 篠原萌花(富士宮西高校出身)

LINE_ALBUM_2022424 苗植え(かぼちゃ、さつまいも、枝豆)_220426.jpg

いもち病に負けなかった稲 ~心から収穫の感謝をかみしめた稲刈り~

今年は浸種・播種からほぼ全ての行程に関わることができ、稲への思い入れが一段と増した稲作となりました。あんなに小さかった稲たちが悪天候や病気に耐え抜き、今日の収穫を迎えられるまで大きく育ったことが本当に嬉しく、ここまでみんなと頑張ってこれたことが誇りに思います。
また、農研の活動を通して得た知識や技能を小学校の体験実習の場で活かせたことがなによりも嬉しく、農研に入って本当に良かったなと改めて思った一年でもあります。

稲と全力で向き合えたのは幹部の二人やみんな、先生方のおかげです。このような機会をくださったこと本当に感謝しています。

学校教育専修2年 當銘さくら

今まで農研のメンバーで毎日水管理をしてきましたが、稲刈りは一瞬で、去年よりも稲の面積は増えたものの、それでも30分程度で終わってしまったので稲の収穫は楽しい反面、少し悲しい気持ちもありました。そして、去年よりも1束の量が少ないかな?とも感じました。
去年は一粒一粒が小さいということが課題だったと思うので、今回のお米は脱穀してどうなるかが気になります。

また、今年も無事に稲を収穫できたことを本当に嬉しく思います。私は健康栄養学科の学生として、普段調理している食材がどのように成長し、自分のもとに届いているかを考えるきっかけとなりました。自分が管理栄養士になったとき、調理したものを利用者さんに美味しく食べてもらうことは、その利用者さんのためだけではなく、今まで頑張って成長してきた食材や生産者の努力に報いることでもあるのだなと思いました。
今回の活動は沢山の人のおかげでできたことだと思います。特に、鈴木先生、幹部の細江さん、堀田さん、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!

健康栄養学科2年 在原まりあ

だんだん自分でコツを掴んで稲を綺麗に早く刈れるようになりました。束にするのも最初は量が分からなくて難しかったけれど感覚が掴めるようになってきて後半はすごく効率的にできたと思います!とても暑い中疲れたけどとても貴重な体験になったので、実習で話せるようにずっと心に閉まっておきたいです。
これまで田んぼの当番になるたびに稲がどんどん成長して、目でぱっと見ただけで分かるくらい色や長さがどんどん変わっていて本当に嬉しく感じました。毎日大変な中で、先輩方のたくさんの見えない苦労がありできた体験だと思うので、来年は1年生に教える立場として先輩方のように「影の努力ができる人」になりたいと改めて感じました。

学校教育専修1年 久々江梨奈

LINE_ALBUM_1026 稲刈り_211029.jpgLINE_ALBUM_1026 稲刈り_211029_2.jpgLINE_ALBUM_1026 稲刈り_211029_0.jpgLINE_ALBUM_1026 稲刈り_211029_1.jpg

9月に発病を確認したいもち病でしたが、無事、治療薬の散布もせず、先輩方が貫いてきた無農薬手作業で乗り越えることができました。稲の生命力と丁寧な観察管理の大切さに気付けた一年となりました。今後は、落ち葉や牛糞などの有機肥料で土壌の力を高めていきたいと思っています。

幹部

いもち病 記録2

いもち病を発見して5日目、急遽現状報告会と勉強会を開催しました。日曜日にも関わらず、12人が対面参加・12人が地元静岡や新潟からZoomで参加しました。

1.治療薬散布の検討
早朝に、お世話になっている農家の方が様子を見てくださり、いもち病の症状は軽いことを教えてくださいました。そこで学生間で相談をし、農薬の散布はしないこと・先輩方が守ってきた無農薬農法を貫くことを決断しました。

2.いもち病発病対策のために
きちんと間隔をあけて田植えをすること・余った苗を余分に植えてしまわないこと・水田内外の雑草管理を徹底することを共有しました。

3.稲作活動を教育活動と重ねると
現在、教育実習中の先輩から『学校現場では、落ち着きのない⼦やよく反応してくる⼦などの"⽬⽴つ⼦"を中⼼に⾒てしまい、その他の⼤⼈しい⼦まで⽬が⾏き届かないことがある。今回のいもち病の件でも、良く育っている上に雑草で⾒えなかった後ろの部分の稲がやられてしまっていた。天候も病気雑草も、人間がコントロールすることはできない。教師が子どもの性格や行動をコントロールできないのと同じである。私たちが環境を整え育てていく営みは稲作活動も教育活動も同じである。』と話をしてくださり、とても勉強になりました。

4.幹部が感じたこと
今回、⾬や雑草の管理不⾜からいもち病は発⽣してしまいましたが、これは無農薬だからこその結果でもあると私は考えました。
収穫前の⼤学周辺の⽥んぼでミステリーサークルのような円=いもち病にやられた稲がありました。このことから、農業のプロでもいもち病にやられてしまうことが分かります。それほど強い病気であるため、プロの⽅たちは農薬を使って効率的に対策を⾏うのですが、私たちは手作業・無農薬で挑み、これからも挑み続けていきます。
この取り組みは美味しい⽶にするためだけでなく、⽇本⼈がこれまで⾏ってきた八十八の手間がある本来の稲作の在り方を学び、伝えていくことにも繋がります。⼈の⼿で病気や⾍から守るため、今後も知識を身に付けていきたいです。

5.おわりに
参加した学生は「治療薬に頼らないと判断した先輩方から、稲作に対する意思の強さを感じた」「先輩方を支えよう!と張り切っていたが、甘いことが分かった。自分が育てるんだ!という関わり方をしていきたい」「はじめて病気のことを知った。知識不足を反省した。今後の勉強会も参加したい」という意見がありました。薬を散布しないからこそ、今後も気を引き締めて稲と向き合っていきます。
稲が全滅してしまうことも視野に入れ、今後じゃがいもの栽培も並行して行っていきます。

農業研究会幹部2年

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今後の予定
・毎日朝晩の観察方法の改善
・除草活動
・じゃがいも栽培準備
・文化祭展示企画「稲の育ちといもち病」の準備

いもち病 記録1

開花が確認されほっとしていたのも束の間、水田奥側一部にいもち病を確認しました。実際に穂が真っ白になったものが所々あり、手に取って潰してみると穂の中身は一切ありません。

いもち病9.1.pngのサムネイル画像

過去の先輩方の反省を生かして、朝晩毎日欠かさず観察記録を共有することや、水田内の雑草取り、周辺の草刈りなど、改善しながら取り組んできました。しかし、発病が見つかったのは、用務員の方々が草刈りをして下さらなかったら気付けなかった、水田奥側の側面部分。今年8月中旬の梅雨の再来から、雑草と稲との間が低温多湿により発病したと考えられます。
感染した稲からはお米が収穫することが出来ないことを知り、大きなショックを受けるとともに、自分たちの至らなさに深く反省しています。

いもち病の伝染力は強く1週間で稲を全滅するとされています。これまで私たちは極力農薬を使わずに稲作をしてきました。出穂前の予防薬も散布していません。しかし、今回自然の威力や無農薬稲作の理想と現実の差を思い知るとともに、稲を救うためにできることは何でも試したいという気持ちでいっぱいです。これ以上の伝染を防ぐために話し合い、薬剤散布の準備に取り掛かることに決めました。

農業研究会幹部2年 堀田・細江

今後の予定
・治療薬ブラシンの散布の準備
・いもち病勉強会と後輩への伝達会の開催

美味しいお米づくりのための雑草取り

定期試験最終日の8月4日。18時から農業研究会のメンバーで田んぼの雑草取りと周囲の草刈りを行いました。

田んぼの雑草取りでは...

チクチクした実のようなものが付いている稲に似たホタルイという雑草がありました。似たような見た目だったので見分けるのが大変でしたが、稲よりも細く、簡単に抜けるものでした。
ほかにも、ノビエ、クログワイ、アシカキ、イボクサ、など。手作業での草取りだからこそ、気づけることがたくさんありました。これからどんどん雑草が増えると思うので、雑草の知識もつけていきたいです。

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周囲の草刈りでは...

雑草を放置することは害虫が入ってくることにも繋がります。朝の水田観察時に隣の畑を管理している方が話しかけてくださり、私たちの管理の仕方で周囲の方にも迷惑をかけてしまうことを知りました。はじめて草刈り機を体験してみると、思ったところに刃を持っていくことが難しかったです。大変な作業でしたが、自分たちで植えた苗がすくすくと成長していく様子が嬉しいので、美味しいお米のためと思ったら辛くありませんでした。

私は小学校の教員になることを目指しています。農業研究会でつけた力は教員になってから、たくさん発揮できると思います。また、お米づくりを経験したからこそわかる、お米の大切さ、食べられるようになるまでの苦労などを子ども達に伝えたいです。

初等教育学専攻1年 新宮香澄(高山西高校出身)

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昨年度収穫したお米を食べてみて...

1年生で昨年度収穫したハツシモでおにぎりを作り、活動後に先輩方と食べました。とても美味しかったです。自分たちも美味しいお米を育てられるようにもっと学びたいと思いました。
また、初めて機会を使った草刈りを体験してみて、初めは難しかったけど、綺麗にすることができたので、とても嬉しかったです!この経験を来年にも活かしていきます。

初等教育学専攻1年 堀池つぐみ(駿河総合高校出身)