学校教育専修

農業研究会活動

お米の赤ちゃんいよいよ発芽へ ~播種~

5月1日に私たち農業研究会では播種を行いました。去年、大学が閉鎖していたために、ほとんどの学生は播種を経験することが出来ませんでした。そんな播種を今年は無事に経験することが出来たので、とても貴重な機会となりました。


播種で1番印象に残った作業は、育苗箱、育苗棚、ビニールハウス内の消毒です。

消毒する薬剤には2種類あり、水と薬剤の量がそれぞれ決められていたり、使う用途が違っていたりしたので単純な作業ではないと実感したと同時に、種籾は赤ちゃんの様に手間がかかり、デリケートな物なのだと感じました。
 そんな赤ちゃんの様な種籾をこれから大切に育てていき、ビニールハウス内の温度管理、たっぷりの水をこまめにやることを徹底していきたいです。また、お米が収穫出来るまで、最後まで責任を持って見届けて行きたいです。

農業研究会幹部 学校教育専修2年 堀田麗華(富山県立雄山高校出身)

timeline_20210508_131928.jpg〈土・種籾も正確に測定〉

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〈育苗箱・育苗棚・ビニールハウスも消毒をします〉

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〈5月末の田植えまで元気に育ちますように〉

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〈ブルーシートを被せて完成です〉

子どもたちとしめ縄づくり

1か月を経過した小麦の観察会としめ縄づくりを行いました。

観察会では小麦の成長に気づくとともに、畑に来て小麦をたべている動物の足跡や小麦の芽が千切れているところを注意深く発見する子どもの姿がありました。実際に自分たちが育てている物が動物に食べられた様子を見て、食物を育てることの大変さや動物も食べて、生きて命を繋いでいることを子どもたちも実感する貴重な機会となったのではないかと思いました。

しめ縄づくりでは私たちが育てた稲の藁を使うことを子ども達に伝え、しめ縄には家族の健康と豊作祈願の大きく2つの意味が込められていること、しめ飾りにはそれぞれ意味が込められていることを伝えた上でしめ縄づくりを行いました。ただしめ縄を作る作業にするのではなく日本の伝統行事を理解し、神様が来てくれるよう気持ちを込めてしめ縄を作る活動になったのではないかと思います。最後にはそれぞれ思い思いのしめ縄を完成させ、「家に帰ったら飾ろうね!」と話すわくわくした表情を見てとても嬉しくなりました。

農業研究会 初等教育学専攻2年 近藤菜々乃(各務原西高校出身)

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〈鹿の足跡ってどれ!?小麦の観察〉

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〈力の入れ方がポイント!縄の結び方〉

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〈折り紙で飾りを作ろう〉

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活動の最後には、毎回1時間近い反省会の場を設けます。進めていく中で、子どもたちをまとめる難しさや子どもたちに伝わる話し方の力不足を実感しました。各々の学生が自己の課題を明確にし、次回の子どもとの活動では改善していきたいです。また、今年作った新米を、今日初めて食べました。去年は粒が小さかったけれど今年は大きく育ってくれたね、と語り合いました。心が温かくなり、仲間と過ごした1年を振り返り涙を流す学生も。感謝の気持ちを込めて食べました。

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〈種から育てた私たちの新米〉

鹿対策としめ縄飾り試作

1ヶ月程前に子どもたちと種播きをした小麦が、少しずつ芽を出し始めました。しかし、その芽が動物によって食べられた跡がありました。足跡は鹿です。これ以上食べられないようにするために、畑をネットで囲い、ネットの下からの侵入を防止するために杭を打って対策をしました。動物が山の中の木の実などが少ないと山を下りてくることは、食べて、生きて、命を繋ぐ行動であり、「共生する」ことやその難しさを今回改めて考え、この事を子どもたちにも教えたいと思いました。
また、12月中旬に子どもたちと一緒に行うしめ縄づくりの準備をしました。使用する藁は、私たちが育て、先月稲刈りした藁です。稲作は捨てる部分が無いという日本人の精神や、コロナから家族を守ろうという気持ちを育てたいと思い、企画しました。伝統行事としてのしめ縄を作る意味やしめ縄の飾りの意味を理解しておいたり、どのようにしたらわかりやすく子どもたちに説明できるかなどは実際に私たちが体験しないことには子どもたちには教えられません。活動以上に、事前準備がとても大切だと感じました。今回の準備で得たことを実際に子どもたちと活動する時に生かしていきたいです。

子ども発達専修2年 舘野瑠菜(同朋高校出身

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〈鹿の足跡と葉先を噛み切られた小麦〉  

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〈幼稚園児の力でもできるよう、試作を繰り返す〉

脱穀籾摺り・子ども小麦活動

11月1日、私たちはお米の脱穀と小麦の種まきをしました。
脱穀した米は、学生たちが4月から種から育てたお米で、手間と愛情がつまったものです。これまでの苦労がお米一粒一粒の形として脱穀機から出てきてとても感動しました。
また、子どもたちと一緒に行った小麦の種まきでは、土にいる虫、枯れ草などの色々なものに興味を持って、楽しんで活動している子どもの好奇心旺盛な姿に感激しました。種まき後は、昨年度子どもたちがさつまいもを育てていたた畑で育てられている大根の葉が入っているおにぎりを食べました。
晴れた空の下で食べたおにぎりはとても美味しくて、子どもたちと会話しながら一緒に食べたことでより美味しく感じられました。
コロナの状況で、子どもたちと関わる機会が少なくなった今、こうして農業を通して子どもたちと関わることが出来てとても嬉しいです。これからも、農業研究会の活動を通して、たくさん学んでいくことを吸収して、小学校教諭として現場で働いていく中で、たくさんの知識や経験を生かしたいです。

初等教育学専攻1年 堀田麗華(富山県立雄山高等学校)

BA2B9DF4-6A5E-401F-869A-B56DBE0BB306.jpeg〈脱穀〉

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〈籾摺り〉

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〈子ども小麦活動〉

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〈小麦の種蒔き〉

一粒一粒を大切にし、無駄にしない。~稲刈り~

今年はコロナウイルスにより自粛期間があったため、例年よりも食のありがたみを感じることが幾度とありました。様々なことを制限して生活してきましたが、食べることに対しては私たちはやめることができませんでした。だからこそ、私は食の大切さをより感じ、生きるためには食を欠すことなどできないため、私たちは苦労をして育てるという機会を与えていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

私は稲が大きく育つことできたこともすごく嬉しいです。それ以上に、私は農業研究会のメンバーが育ったことが嬉しく感じました。仲間と共に苦労をし汗を流す姿、作業後に一緒に食のありがたみを感じ昨年度のお米を大切そうに、味わって食べる姿。代掻きの時には見ることのできなかった笑顔に包まれていたことがすごく嬉しく感じました。

農業研究会会長 2年 清水美早

今まで、農業研究会で毎日世話をしてきた稲は、みんなの手により、たった30分ほどできれいに刈り取られました。

収穫の日、大学から、私たちの田んぼに向かう途中、ほかの農家さんの田んぼの稲がきれいに風になびいてゆれていました。稲の高さは、本当に自然が作り出しているのか?と不思議に思ってしまうほど揃い、私たちの田んぼとは比べ物にならないくらい広範囲に広がる稲たちの光景は本当に見事です。ですが、よく見てみると、稲の成長の邪魔をする「ヒエ」や「ウンカ」の被害で稲が枯れてしまっている部分がありました。私たちの稲はというと、高さに少しばらつきがあるものの、雑草はほとんど生えておらず、病気にかかることもなく、元気に成長してくれていました。

稲が、毎日自分を見に来る私たちの期待に応えようとしてくれたのかなと思うと、「よくぞ、ここまで!」と声をかけたくなりました。私は、機械を使ったほうが断然うまくお米を育てられるだろうと思っていましたが、そうではなかったようです。手作業で農業をすると、自然の恵みの大切さがわかるだけでなく、農作物も元気に育ってくれるということがわかりました。

まだ精米をしていないので、おいしいお米に育ったか分かりませんが、お米の成長が見ることができただけでも、胸がいっぱいになりました。しかし、最後にみんなで一言ずつ感想を述べていったとき、みんなの一番の目的は、精米したお米をおなかいっぱい食べることだと分かりました。

来年のお米づくりも頑張りたいです。

健康栄養学科1年 在原まりあ

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