子ども発達専修

オープンキャンパス

ぶどう作りの秘密を探ります ~7/26オープンキャンパス体験授業

岐阜女子大学キャンパスに向かうバスは、途中、岐阜市の中心を流れる長良川を渡ります。すぐ横にそびえ立つ金華山(昔は稲葉山)とその頂上に建つ岐阜城(稲葉山城)とともに、岐阜のシンボル的な美しい景色が広がります。(NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で放送された"長良川の戦い"は、バスが渡る橋の少し下流付近で起きたとのことです)
さて、その一帯を「長良地区」と呼んでいるのですが、この地域では、夏になると長良川右岸に「ぶどう販売店」が多く並びます。そしてその後ろ側には広大なぶどう畑が広がっています。

前置きが長くなりました。7月26日(日)のオープンキャンパス、初等ではこの長良地区のぶどうに焦点をあてた体験授業を計画しています。題して......
「岐阜の地理と栽培品目」開拓の歴史~おいしいぶどう作りの秘密を探ろう!

「初等教科教育法(社会)」や「観光地理学」という、何やら難しそうなネーミングの授業科目の内容と関連する本授業。でも安心してください。楽しく学べること、まちがいなし。
まずは......、実際に採れたてのおいしいぶどうを味わっていただくところからスタート。そしてその甘さ、おいしさの秘密を、ぶどう農家の方々の努力や工夫、また一帯の自然条件(気候や地形など)の面から探っていきます。

今年は新型コロナの影響で、例年とは違った夏休みの時期を過ごしている皆さんが多いことと思いますが、自然豊かな岐阜女子大学のキャンパスで、岐阜の自然から生まれたおいしいおいしいぶどうを口にしながら、大学での学びを体験してみませんか。お待ちしています。
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「言葉はあなたの"たからもの"」 ~6/28オープンキャンパス体験授業

誰かからかけられた言葉で"もう一度がんばろう......"と勇気づけられた。逆に誰かの言葉に傷ついた、心が落ち込んだ......、そんな経験、誰にもありますよね。
ふだんの生活の中で無意識に、当たり前に使っている言葉。25日のオープンキャンパスの初等体験授業では、その言葉と人間との深い関係について考えます。
題して「言葉は、あなたの偉大なる宝物なのだ!」

考えてみたら私たちは、生まれたときは言葉なんて分からない、何も知らなかった。でもたったの3年間くらいの間にものすごく大きな力を付けていきます。そしてこの言葉を道具にして知識を身に付けていくわけですね。このことの素晴らしさを楽しみながら確かめていきましょう。

また今回は進路相談と同時進行で、動く紙おもちゃ作り体験を初等が担当します。"せんせい"になったときに役立つ、子どもたちがわくわくするような、楽しく遊べる紙おもちゃを、身近な材料を使って製作しますので、こちらもお楽しみに!
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紙しばい作りを体験しました~6/14オープンキャンパス

6月14日のオープンキャンパスでは、本学学生の読み聞かせ実演から「紙しばい」の魅力を感じ、紙しばいのお話作りを体験しました。

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〈紙芝居の「舞台」が演出効果を高める〉

子どもたちは、先生と一緒に台詞を言ってみたり、ジェスチャーを加えて登場人物を応援したりする中で、どんどんお話に惹き込まれていきます。そこで本学学生が読み聞かせ実演をしたのは「参加型」の紙芝居。物語の構成や演出効果を高める方法について、体感していただきました。参加してくださった生徒さんからは、「子ども心に返ったようで楽しかった」「自分も紙しばいを読んでみたくなった」と感想をいただきました。

IMG_1237.jpg〈「色」をテーマにしたお話作り〉

魅力ある紙しばいの構成要素を学んだあと、「風船を空に飛ばすと、その色のものが表れる」という作品ともとに、オリジナルお話作りに挑戦しました。風船の色を決め、それを飛ばすと何が出てきて、どうお話が展開するのか?イメージを膨らませ、絵にしました。
参加してくださった生徒さんの作品は、
 ・男の子は、赤色と緑色と青色の風船を持っている
 ・赤色の風船を飛ばすと、スイカが出てくる
 ・つぎに緑色の風船を飛ばすと、カエルが出てくる
 ・さいごに青色の風船を飛ばすと、雨が降ってきて、カエルと一緒に雨を楽しむ
という、まさにこの梅雨にぴったりなお話でした。


オープンキャンパスへの参加、ありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。
「紙しばいコンテスト」への応募もお待ちしています。/shotou/info/kamishibai/

紙しばいの魅力に迫ります ~6/14オープンキャンパス体験授業

6月14日のオープンキャンパス、初等の体験授業は「紙しばい」にスポットを当てます。題して「子どもの想像力を高める紙しばい。その魅力を感じ取ろう」

紙しばいは誰もが幼少期にお世話になりましたね。「次、どうなるんだろう......」 ドキドキしながら、絵が描かれた大きな画用紙が一枚めくられるのを凝視していた頃、思い出しませんか。
今回の体験授業では、幼稚園や保育所に欠かせない、この紙しばいの鑑賞や制作を体験してもらおうと思います。

そして、岐阜女子大学では毎年「紙しばいコンテスト」を行っていますが、次のURLで示したページに、昨年度行ったコンテストの創作部門大賞作品「わらびもち」と物語大賞作品「よっちゃんと まほうのふうせん」を動画で紹介しています。ぜひご覧ください。
https://gijodai.jp/shotou/info/2020/05/1315.html

また6回目になる今年の募集についても、次のページで案内しています。あなたも挑戦してみませんか?
https://gijodai.jp/shotou/info/2020/04/2014.html

では14日のp日曜日。お家の方や友達と誘い合わせてぜひお越しくださいね。お待ちしています。
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「NHKのど自慢」から音楽について考えよう ~3/28オープンキャンパス

毎週日曜日のお昼、12時15分から放送されている「NHKのど自慢」という番組の存在はご存知ですね? 上手な歌には鐘(チューブラベルと言います)が鳴り響き、そうでないときは「カーン」と一発!
昭和21年からずーっと放映されていて今年で75年目に入るとのことですが、日本各地で行われる予選にはどこも500人を超える人々が押し寄せるそうです。

さて......、ここからが本題。本番に出られるのは毎回約20人なのですが、500人も集まったら20人や30人、上手な人がいますよね。もっといるかも。
でも、「歌う技術の上手下手で」その人たちが選ばれたら、あの番組は常に鐘が鳴り響く番組になります。そんな番組、誰が見ますか? あなたは見たいですか?

となると......、人はあの番組の何に感動して、その結果75年間も続いているんでしょうか。
実はここに、「小中学校で音楽科が必修教科として位置付いている意味」、そして「人にとって音楽とは何か」という、深い深ーい真実が隠されているのです。
今回のオープンキャンパスでは、その秘密に迫ります。お楽しみに!
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