ミュージカル
演じ手と参観者が一体となって温もりが醸し出されたミュージカル!
7月9日、第19回岐女大わくわく劇場を開催しました。初等初等教育学専攻では、2・3年生がそれぞれ、演目を自分たちで考え、脚本をつくり、演じるだけでなく、背景・衣装・音響・照明まですべて自分たちで行うものです。1年生は、2年生と3年生が演じる幕間を利用して、参観の皆さんに楽しんでいただくとともに、演じ手と参観の皆さんが一体感を高める大切な役目を担います。写真は、1年生の活躍の様子を表したものです。
次の写真は、3年生が終了後、やりきった充実感に浸っている場面です。
今後、ミュージカルを行うよさについては、学生の生の声などをもとに紹介していきます。また、7月30日のオープンキャンパスでの体験学習では、ミュージカルを行う意味についてもふれていく予定です。
学年を超えたつながりがあるのが本学のよさの一つ
7月9日のミュージカル公開に向けて、練習も大詰めの7月6日の午後6時。2年生の練習に4年生4名がかけつけて来ました。演技をしている途中に、実際に自ら演じながら演じ方を提案したり、最後には、よかったところ・改善するとよいところをわかりやすく伝え、温かなはげましの言葉が添えられました。
4年生にとっては今や保育士や教員採用試験期間の真っただ中にありながらも、後輩の出来栄えを気にかけて練習を見て、自らの経験を生かしながらの身体を使ってのアドバイスに、後輩は真剣な眼差しで聴き入っていました。
先輩が後輩の取り組みについてアドバイスするのは、今回特別なことでなく、毎年見られる光景です。こうした姿が、学年を超えたつながりがある本学のよさの一つとして、今後も継承されていくことを願っています。
桃太郎のお供はなぜイヌサルキジ?7/9ミュージカルお楽しみに!
皆さんはなぜ桃太郎のお供がイヌ・サル・キジなのかご存じですか?これは十二支の方角を併せた陰陽道の考え方が関わっています。虎柄のパンツと牛の角が鬼のイメージになるのは、北東=丑と寅の間が鬼が出入りする方角だから。そして鬼を退治するお供の動物がイヌ・サル・キジなのは、鬼門と反対側の方角が、南西=申・酉・戌だからと言われています。
十二支のなかでも力の強そうな龍や猪でない、方角という自然を生かした力で対抗するのは、鬼が災害や疫病などを含む人間がコントロールできないものを指すのかなと思いました。「病は気から」という言葉がある通り、まじないや何かを信じることの力で、心を強くし安心した生活を支える昔の人々の考え方を感じました。
今日、私は「2月節分の日の模擬保育」に挑戦しました。伝統行事や昔話の背景にある考え方も楽しく指導できる保育士になりたいです。
子ども発達専修2年上地静羽(八重山高校出身)
7月9日(日)ミュージカル上演にお申し込みくださった皆様、ありがとうございました。
3年生「桃太郎」・2年生「オオカミと五ひきの子ヤギ」・1年生ダンスと手遊びを10時より上演します。
学生一同、皆様にお会いできるのを楽しみにおります。
7月9日のミュージカルに向けて力を合わせて頑張っている2年生!
学生の手によるミュージカルも今年度で19回目を迎え、すっかり本学の恒例行事となってきました。2年生は、演目は、「おおかみと5ひきのこやぎ」。学年の時間と空き時間を有効に使い、着々と台本づくり、演技、音楽、衣装と背景づくり等分担・協力しながら、準備を進めてきています。6月15日は、指導をいただく先生にはじめてみていただき、良いところ、改善するとよいところを教えていただきました。指摘をうけた「遊びを楽しくしているところ」や「おおかみがやってきて、恐怖感をいだきながら逃げるところ」を早速、表情・声・所作を自分たちでどう改善するか、真剣に話し合い、改善に努めました。今度は、6月28日、みていただくこととなっています。みんなのよりよくしようとする意欲・努力・協力がみられ、楽しみです。
やってみて課題が生じたら、その課題を意識して取り組む2年生の演者!
なぜ、初等教育学専攻では、ミュージカルをやるの?
子どもを育てる職業に就くことを目指す学生にとって、専門性を高めるよう努力することは当然ですが、それだけでよいわけではありません。
子どもを育てる職業に就くためには、よりよい保育・教育をめざす情熱・意欲・向上心、仲間とのコミュニケーション力・協調性、仲間をおもいやる心、ことを成し遂げるために必要な根気強さや対処能力などが不可欠です。これらの力は、活動に取り組む過程で育っていきます。
本学では、これらの力を育成する重要な活動として「ミュージカル」を取り上げ、毎年取り組んできています。
写真は、11月30日、2年生が今年演じたミュージカルの取り組みを振り返り、来年の7月公開予定のミュージカルをどのように進めるか、話し合っている様子です。取り組んだことで、自分たちが大いに成長するとともに、観に来た子どもたちに伝えたいことが伝わり、「よかった」と喜んでもらえるミュージカルをめざし、スタートしました。