子ども発達専修

オープンキャンパス

人間にとって「言葉」って ......4/25オープンキャンパス体験授業

4月25日開催のオープンキャンパス。初等教育学専攻では、
「人間はどのようにして言葉を覚えていくか」をタイトルに体験授業を実施します。

みなさん、この世に生を受けて十数年。小学校に入ってからは「国語」の授業を受けますが、
ヒトは生まれたときから、自然に周りから聞こえてくる音や言葉を聞いて、無意識の中で言葉を覚え、
その言葉を道具にして知識を身に付けていきます。やがて言葉に感動したり、
時には逆に、人からの言葉に傷ついたりもして......。

今回の授業は、長年にわたって幼稚園教育・小学校教育に携わってきた本校教員が、
生活に欠かせない、この「言葉」についての知見を拡げる体験授業を担当します。
大学入学後に受講する科目「初等教科教育法(国語)」や「自己表現」につながる内容です。

保育所・幼稚園や学校の先生になってみたいなと思っている人にとって、
また母親として子どもに接するに当たっても、
とても興味深く役に立つ内容で授業が進められていくことと思います。

新緑がまぶしく輝く岐阜女子大学キャンパスに、ぜひお越しください。お待ちしています。
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えっ、あの音楽は「雑音」? ~3/27オープンキャンパス体験授業

一つもミスなく、とても上手に演奏できたのに、「君の今の演奏は音楽じゃない。"雑音"だ!」と言われたら......。
この、世界的に著名な音楽指導者が実際に言われた言葉から、音楽ってなんだ? ということについて考えてみましょう。

毎週日曜日のお昼、12時15分から放送されている「NHKのど自慢」という番組の存在はご存知ですね? 上手な歌には鐘(チューブラベルと言います)が鳴り響き、そうでないときは「カーン」と一発!
昭和21年からずーっと放映されていて今年で76年目に入るとのことですが、日本各地で行われる予選にはどこも500人を超える人々が押し寄せるそうです。

さて......、ここからが本題。本番に出られるのは毎回約20人なのですが、500人もの人が集まれば20人や30人、上手な人がいますよね。もっともっといるでしょう。
でも、「歌う技術の上手下手で」その人たちが選ばれたら、あの番組は常に鐘が鳴り続ける番組になります。そんな番組、あなたは見たいですか?

となると......、人はあの番組の何に感動して、その結果76年間も続いているんでしょうか。実はここに、「小中学校で音楽科が必修教科として位置付いている意味」、そして「人にとって音楽とは何か」という、深い深ーい真実が隠されているのです。
今回のオープンキャンパスでは、大学で学ぶ「初等教科教育法(音楽)」という授業科目の内容と関連付けてその秘密に迫ります。お楽しみに!

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「オンライン授業を体験し、未来の教育について考えました」~9/22オープンキャンパス

9月22日のオープンキャンパス体験授業では「オンライン学習」の体験をとおして,「これからの学校教育はどのようなものになっていくのか」,「そして,それを行うために先生にはどんな力が必要なのか」を参加いただいた皆さんと一緒に考えました。
高校生の皆さんからは,「土曜日はオンラインによる学習の実施」「オンライン学習と動画をいつでも見られる学習をミックスした学習」などの考えが出されました。

情報技術が進化している今,そしてこれからの時代は,その技術を活用した学びが学校教育でもどんどん行われていくと考えられます。「どこにいても,いつでも,そして何度でも学ぶことができる情報技術を使った学び」,が,これから実際に行われていくのでしょう。そして,教室の中でも,机の上に,「ノート,教科書,筆箱,そして,タブレット型パソコン」を置いて学ぶことが当たり前,になっていくのでしょう。
そして、そこで学びを共にしていく先生に求められる力も,新たなものが加わるのでしょうね。オープンキャンパスに参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

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ヒニンチノウリョク? それって何? ~8/9オープンキャンパス

8月9日(日)のオープンキャンパス、初等教育学専攻がお送りする体験授業のタイトルは......
「非認知能力って何? 非認知能力って大切なの?」

............ヒニンチノウリョク??? 何?って言われても......
とっても難しそうな言葉ですね。「非+認知+能力」ですか............ですよね。

この能力、実は人がよりよく生きていくうえで、とても重要な能力なのです。「非」という漢字から始まることで、何かとても否定的な、マイナスイメージの言葉のように感じてしまいますが、まったく違うんですね。
......これ以上、お知らせできません。あとは授業の中で楽しく学んで、「へえー、そうだったのか」と納得してくださいね。

授業担当者からは、「授業を受けてもらうと、その"?"が分かりますよ。そして、自分の非認知能力をチエックしてみましょう。皆さん、これからも伸ばすことができるんですよ」とのメッセージが届いています。

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そしてこの授業内容は、大学に入学して保育者を目指す場合に必ず学ぶことになる「保育原理」という授業科目に直結するものです。
さあ、梅雨も明けて真夏の暑さがやってきましたが、静かで落ち着いた、緑に包まれた岐阜女子大学のキャンパスで、将来に向けての学びを体験してみましょう。お待ちしています。
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未来の理科の授業体験~8/2オープンキャンパス・7/26体験授業の様子もどうぞ!

今年度の前半は新型コロナウィルスの関係で学校の休校が続き、多くの高校生の皆さんがZoomを活用した授業など、これまであまり経験してこなかったかたちでの教育を受けたことと思います。
しかし、こういったICTを活用した授業、今回は「コロナのためにやむを得ず行われたもの」ではありますが、違った視点から考えてみると「科学技術の発達によって可能になった、未来の教育を体験する機会が得られた」とも言えますね。

8月2日のオープンキャンパス、初等は「ネットの利用が理科の可能性を拓く」と題した、Zoomを活用した理科の授業体験を予定しています。
子どもが各地の動植物などの様子を動画や静止画で記録する、そしてそれをZoomで交流することを通して、地域の動植物などの共通点や相違点などに気付く、そんな授業の体験です。またその中では、ドローンで撮影した動画教材も活用していきます。

子どもがスマホなどの端末をもつことについては、「ゲームばかりやる」などといったマイナスイメージもついて回りますが、その活用方法を工夫することによってこんな授業が仕組める、子どもたちが楽しく、そして深く学べる、そんな授業体験に、ぜひ足をお運びくださいね。お待ちしています。
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※初等では「手書きPOPづくりに挑戦しよう!」というミニイベントも用意しています。
 読みやすい文字の書き方や相手の心をつかむ言葉、イラスト等を工夫して、お客さんが店頭に並ぶ果物に注目し、買って食べたくなるような手書きPOPづくりに挑戦します。

「おいしいぶどうの秘密は"土"にあり」~7/26の体験授業
「おいしいぶどうづくりの秘密をさぐろう」と題した授業を行い、小学校3年生の社会科の学習「農家の仕事~長良のぶどうづくり」を体験していただきました。岐阜市長良のぶどうはおいしかったでしょうか。農家の方が自然条件(砂地)を生かして心を込めて作られたぶどうなので、きっと甘くておいしいと感じられたことと思います。
参加していただいた皆さんには、ぶどうを食べていただきながら、おいしいぶどう作りの秘密についての内容に積極的に取り組んでいただきありがとうございました。
学習のまとめで本学の3人の学生も話していたように、人々がその土地の自然条件(地形や気候)を生かして生活していることを理解していただけたらうれしく思います。(授業者より)
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