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食育・教育

「男の料理教室」 男子厨房に・・料理作りは楽しいよ!

 片桐(幸)研究室では、地元の三輪南公民館講座と大学の市民公開講座の共同事業として「男の料理教室」を開催しています。参加される方は、70歳以上の方がほとんどですが、皆さんとても元気で、毎年学生との調理実習を楽しみに参加される方もいらっしゃいます。ここで学んだ調理の腕前をおうちでも披露され、家族からも喜ばれているとか。

 高齢化社会において、料理をしたことがない男性が一人暮らしや単身生活をしなければならないことが起こると、まず困るのが毎日の食事だといわれています。また、近年では、低栄養、サルコペニア、フレイルなどの高齢者の問題が話題となっています。今年は、「筋肉は裏切らない!~筋肉作って介護予防~」をテーマに笠井研究室の学生と一緒に行いました。

 男性も自らの健康に気を配り、食への関心を持ち、仲間とのおしゃべり、新しいことへの挑戦が気持ちを明るくし、元気に暮らしていくことの源になります。 (片桐(幸)研究室)

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食事も運動も大事!~資格を生かした指導~

 令和元年からだ改善プロジェクト第5回目を実施しました。始めに、個別指導での結果からリーフレットを用いて、噛むことやたんぱく質について説明しました。さらに今回は、同じゼミ生の健康運動指導士の資格を取得した小澤さんの協力を得て、参加者が続けやすい運動を取り入れた自宅でもできる簡単トレーニング法を紹介しました。参加者の方と一緒にトレーニングをしながら、寒くなるこれからの時期こそ身体を動かす習慣をつけることが大切だと呼びかけました。運動について私自身も初めて知ったポイントがあり、資格を取得しているからこその知識の違いを感じました。

 調理実習では、参加者の方から「手際よく教えてもらえ、スムーズにできた」「味付けが薄いと思わなかった」など声をいただきました。一方、「前回と比べて今回は静かに食べるだけで、もっと話し合えたらよかった」という意見があり、調理実習だけではなく、コミュニケーションの重要さを改めて実感しました。

 また、終了後には、毎回反省会を行っており、準備や当日の流れについて、意見交換し、次回にどう生かしていくのかを話し合っています。参加者の方や反省会での意見を次のプロジェクトに生かしていきたいと思います。(笠井研 筑地 麻惟)

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南瓜と大豆を組み合わせ!試してみたくなる調理実習に

 2019年度健幸はつらつセミナー第2回目を実施しました。糖尿病予防をテーマとした食事の工夫をお話しすると共に調理実習を行うことで、より分かりやすい食事指導を目指しました。今回は食物繊維、炭水化物が多い食材の利用、味の変化を楽しむ食事の3点について注目し、これらを踏まえた献立を作成しました。

 調理実習では食材選びや調理法のちょっとした工夫をご家庭でも試してみたいと感じてもらえるように、献立やレシピを試行錯誤しながら作成しました。大豆と南瓜のサラダは彩りをより良くするためトマトを飾り、カレー粉を加えたことで味に変化を持たせることが出来ました。また、黒ごまミルク寒天はより滑らかにするために黒練りごまに牛乳をよく混ぜてから使用しました。その他の料理についても味を調節したり、食材を変更したりと試作を重ねて献立を決定しました。

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 これまで笠井研究室では調理実習を含めた栄養教室を2度行っており、その反省点を生かして作業工程を分かりやすくする事や同じ研究室のメンバーとの情報共有を早めに行った結果、落ち着いた状態でセミナーを始めることが出来ました。一方で、実習室の急須や湯のみを確認しておらず、当日に慌ててしまった点もありました。食材も含め使用器具や食器に至るまで把握しておくことがとても大切だと改めて感じました。

 アンケートでは参加者の方全員から調理実習の内容について家庭でも試してみたいと思ったという回答を得ることができました。特に、水煮の大豆を使用した南瓜サラダは「南瓜サラダに大豆を加える発想はなかった」「ハンバーグやポテトサラダに大豆を入れてもいいかも」などのお声を頂くことができ、考えてよかったなと思いました。

 セミナーの開催により、参加者の方の健康への意識付けを行うとともに、自身の成長にもつなげることが出来ました。今後もこの経験を生かしていきたいと思います。(笠井研 中村薫)

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料理教室だけが管理栄養士の仕事じゃない!

 令和元年からだ改善プロジェクト第4回目は、参加者の方の食事記録や食事の写真を確認しながら、個別相談会をしました。参加者の方から話を聞き、問題点を探り、それに的確に答えることも管理栄養士の仕事だと思うと同時に、大変さ、知識のなさも実感しました。1人20分の予定が思うように終わらず、次の方をお待たせしてしまったり、参加者の方中心の会話を続けられなかったりしました。今回の結果を踏まえて参加者の方の食習慣が改善されるよう、次回に向けて準備したいと思います。

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 また、参加者の方の第一声は、「記録してみて食べ過ぎていることが分かった。」「野菜摂取が意外と少ない気がした。」「毎日、おやつを食べていた。」等でした。記録をすることで自らの問題点に自ら気づかれており、記録することの大切さを再認識しました。今後、自分のやったことを記録し、振り返る習慣をつけていきたいと思いました。(笠井研 今井茜、筑地麻惟、中村薫)

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第3回『健康寿命を延ばす食教室』を開催!

「健康寿命を延ばす」をテーマに第3回食教室を9月10日(火)に開催しました。

今回は、3名の男性の方も参加して下さいました。男性の方は、料理教室という行事に参加することが初めてだとおっしゃっていましたが、最後には「とても楽しかった」「美味しかった」などのお声もいただくことができました。

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 今回の教室では、「だしの効果と利用方法」と「水溶性食物繊維」の2つに絞ってお話しました。

 普段捨ててしまうような「野菜くず」を利用した「野菜だし」を使ったスープや煮物を食べていただきました。野菜のヘタや茎などからも「うま味」が出て、調味料を減らしても美味しく食べられるということを実感していただきました。鰹・昆布だしは購入しなければなりませんが、野菜くずは廃棄する部分を用いることができ、比較的作りやすいので「家でもやってみよう」と思われる方が多かったです。

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 次に、食塩の吸収を遅らせる水溶性食物繊維についてお話しました。食塩量を減らすことは簡単なことではないので、ご家庭でも実施しやすいような「普段の食事にプラス〇〇」という形でご紹介しました。

 例えば、納豆ごはんや味噌汁にオクラ、なめこ、わかめなどの粘り気の強い食品をプラスすることで、水溶性食物繊維を簡単に摂ることができます。どれも身近なもので出来るので、「普段の食事にプラス〇〇」という意識を高めて高血圧予防につなげていただきたいです。

 食教室終了後、アンケートに答えていただき、「毎日の料理に活かしやすい」「とても勉強になった」などの意見を多くいただきました。

 教室を運営し、参加された皆さんからご意見をいただくことで、「相手に寄り添った考え方」「伝える力」「コミュニケーション能力」を学ぶことができました。この経験を今後につなげていきたいです。

 最後に食教室にご参加いただいた山県市の皆様、食教室を開催する機会をいただいた山県市健康介護課の山田佐知子先生、誠にありがとうございました。(藤田研究室 山崎・吉田)