健康栄養学科

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管理栄養士へのステップ ~3年生病態栄養管理実習~

 病院の食事(病院給食)は、病気により糖尿病食や腎臓食など様々な種類の献立が必要となります。病院の規模にもよりますが、100種類を超えることもあります。病態栄養管理実習では、消化管や内分泌疾患等がない、いわゆる一般食を基本として、臨床栄養学で学問的に学んだ病気別栄養基準に沿った献立を作成し、実際に調理し評価します。

 3年生となって行う病態栄養管理実習では、腎臓食・膵臓食・肝臓食・消化管術後食を学びます。栄養成分のみならず、食材の質(食物繊維が多い少ないなど)も考える必要があり複雑です。授業は、献立がその病気にあった栄養成分となっているか、味、業務量、多くの制限をクリアした料理が患者さんに食べていただける食事かどうか。など評価します。

 また、栄養指導媒体を作成し、模擬栄養指導を21組で学習します。病態を理解していても言葉一つで伝わったり伝わらなかったり。言葉選びも学びの一つです。

 病態栄養管理実習で、病院管理栄養士の仕事を学んでいきましょう。

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