健康栄養学科

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管理栄養士へのステップ ~栄養生理学実験~

 3年生の栄養生理学実験の様子を紹介します。 

 栄養生理学実験では、基礎栄養学の知識をもとに、体内で行われる代謝について実験を通して理解を深めます。摂取した栄養素を利用して体内で行われる代謝には、糖質、脂質、タンパク質の代謝などが存在します。授業では、例えばタンパク質が代謝されたときに、どのような代謝産物が尿中に排泄されてくるのか、また食べたものの違いによって代謝産物の種類や量がどのように変わってくるのか、といったことを調べます。調べる方法は、人の体を使うことができないものは、実験動物の力を借ります。測定方法は、1-2年生で学んだ実験手技を用いますので、これまでに習った総力が必要とされます。

 実験も初めのうちは戸惑っていましたが、さすが3年生にもなると各班で実験手順をもとにどのように実験を組み立てたらよいか相談し、進めていきます。時には間違えることもありますが、どのようにリカバーしたらよいか考えることも実験の1つです。

 今回は、絶食状態によって肝臓のグリコーゲンの量がどのように変化するのか、コントロールと比較する実験です。さて、今回の実験は予想通りの結果となったのでしょうか。

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栄養生理学実験の授業の様子はこちら ↓