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対面授業と遠隔授業

 新型コロナウイルス感染症対策で4月初めから大学が閉鎖されてきましたが、緊急事態宣言が解除されたことから、6月から対面授業が開始されました。やっと学生の皆さんの顔を見ながら授業ができます。しかし、これからも身体的距離の確保や手洗いの徹底、「三密」の回避などに一層の注意を払わなければなりません。長期戦の覚悟が必要です。

 この2カ月間、慣れないながら遠隔授業に取り組んできました。試行錯誤でソフトの使い方を覚え、普段の授業を遠隔用に作り替えるなどに多くの時間を費やしてきました。

 しかし、遠隔の授業のよさも少しずつ分かってきました。質問やアンケートを授業の中に組み込みチャットで答えてもらうと、学生の皆さんの多様な答えや考えがわかることに気が付きました。対面よりもかえってコミュニケーションが活発になることもありました。

 感染症は世の中を変えると言われています。14から15世紀にかけ断続的にヨーロッパを襲ったペストは、人口の著しい減少を引き起こし、結果的に社会構造(農奴制)を変えました。あるいは、20世紀初頭にパンデミックを起こしたインフルエンザは、第一次世界大戦の終結を早めたといわれています。

 今回の新型コロナウイルスもきっと社会の在り方を変えることになるのでしょう。例えば、テレワークや遠隔教育などが一気に普及するかもしれません。対面と遠隔のよい所を組み合わせて授業を行うようになる世の中が、すぐそばまで来ているのかもしれません。(教員より)