「栄養教諭養成のための研修会」を山県市立伊自良南小学校および山県市立高富中学校で行いました。

　小中学校の給食時間に栄養教諭の行う「食の指導」と「給食の管理」を見学し、栄養教諭の仕事の一端を学ぶことが目的です。
　当日は、給食時間に栄養教諭の先生が実施される「食の指導」を見せていただき、子どもたちと一緒に学校給食を食べて触れ合いの時間を持ちました。

　「食の指導」
　当日の給食献立を教材にしたお話を聞き、子どもたちに対してのわかりやすい言葉使いや、話を始めるタイミング（食べ始めて少し過ぎた頃から）、目で見てわかる資料などを学ぶことができました。
　子どもたちは、食べている途中でしたが先生の話が始まると静かになり、しっかりと聞いている様子が印象的でした。

　「給食の管理」
　給食の後に調理室の説明をしていただき、調理員さんのエプロンが11色あることなどから衛生管理の厳しさを学びました。
　1年生のうちに栄養教諭の先生方の仕事を学べたことで、ますます栄養教諭になりたいという意欲を持つことができました。

など教育の現場を見たことで、やっぱり栄養教諭になりたいと思えた学生が多かったようです。
今年から全学年で始めた体験学修ですが、多くの学生があきらめることなく栄養教諭になってくれると嬉しいです。