プロジェクト
模擬授業「ドローンを体験しよう!」を実施しました
授業「特別プロジェクト」では、デジタルアーカイブの実践力を身につけるために様々な実習を行っています。
その一環として、この後期には模擬授業を実施しました。
デジタルアーカイブの技術に関する授業を、学生が先生役、生徒役に分かれて進めていきます。
この日は「ドローンを体験しよう!」のテーマで、2年生3名と1年生2名の先生で授業が展開されました。
・ドローンとはなに?
・ドローンの歴史
・デジタルアーカイブにドローンが必要な理由
について講義を受けました。
もちろんドローンについて学生が調べて、教材も作成しました。
前には、1メートルの大きさのドローンから、手のひらサイズのドローンまで並んでいました。
さあ!実習です!
室内なので小型のドローンを飛ばします。
画面中央にドローンが飛んでいます。
最新のドローンは手のひらに着地もできます。
全員がドローンを体験したあと、4月にドローンで撮影した桜並木を鑑賞しました。
その後、ドローンの法整備や禁止されている飛行方法について勉強しました。
実際に飛んでいるドローンを見て、頭の上を通過するドローンを体験して、法整備の大切さが実感できました。
これからドローンを使った撮影・記録は必要となるでしょう。
模擬授業を通して、ドローンを知り、体験できましたので、デジタルアーカイブへの活用方法を考えていきます!
学生研究活動デジタルアーカイブの活用
岐阜女子大学には、卒業研究の要旨や論文をデータベース化した「学生研究活動デジタルアーカイブ」があります。
学内であれば、スマホやタブレット端末を使って、卒業生の研究を閲覧することができます。
現在の4年生の卒業研究に役立てられていますが、それ以外にも授業で使われています。
デジタルアーカイブ実践を目的とする授業「特別プロジェクト」では、グループに分かれて模擬授業を行っています。
模擬授業では、学生が先生役と生徒役に分かれて授業をして、先生役の学生は授業の自己評価を、生徒役や生徒の立場での評価を行い、授業内容や流れの改善を行います。
模擬授業を通して、授業で学んだことを再確認しつつ、プレゼン力や、生徒役への呼びかけなどのコミュニケーション力をつけることを目的としています。
模擬授業を組み立てる上で、「デジタルアーカイブとは?」や「企業アーカイブとは?」、「ドローンとは?」といった説明が必要になります。
学生は十分理解しているのですが、プレゼンで正確に説明となると、悩んでいました。
そこで、「学生研究活動デジタルアーカイブ」を活用しました。
卒業研究は、4年間の集大成なので、デジタルアーカイブに関する情報がたくさん含まれています。
「学生研究活動デジタルアーカイブ」は、分かりやすい!と好評でした。
実は、要旨や論文のPDF化やパスワード設定、データベース化はデジタルアーカイブ専攻の学生が行いました。
活用しながら、「あれ?これって私たちがデータベース化したもの?」と気付いたようです。
こんな風に活用できるのか、これがデジタルアーカイブなのかと、体感することができたようです。