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プロジェクト

製本・修理講習会

11月16日に、後期の図書館活動演習2回目として、一級製本技能士で、数多くの製本講座を手がけていらっしゃる田中稔氏による製本・修理講座をおこないました。

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最初に、本の修理を行うのに必須の知識である、本の構造や製本についてのレクチャーを受けました。
その後、田中先生のデモンストレーションを交えながら、ページヘルパーやクーターを使った修理についてお話いただきました。

ここで、田中先生とのお約束。

「今後、一生、本の修理にセロハンテープは使いません。」

セロハンテープは、年月がたつと、水分が失われパリパリになってはがれおち、接着面に接着剤だけが変色して残ることになり、結果、修理したはずの本紙を傷めてしまいます。
学生たちは正しい修理の仕方である糊さしやページヘルパーを使った実習を、実際に新聞紙を用いてグループごとに体験しました。
糊さし(ピットのり)やページヘルパーの威力に驚きの声があがっていました。

最後に全員で、和綴じの本を作成しました。

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学生からは、「楽しかった。自分の本も修理したい。」「本の構造の違いによって修理の仕方に違いがあることがわかった」などの感想があげられました。

柳ケ瀬商店街の撮影実習(特別プロジェクト)

5月24日に特別プロジェクトとして、柳ケ瀬商店街の撮影実習がありました。

事前(5月17日)には、ラデッキ株式会社の佐藤徳昭様に、柳ケ瀬商店街についてご講演いただき、撮影実習に臨みました。

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はじめに、カメラマンのハヤシアキヒロ先生にポートレート撮影を学びました。
カメラの構え方から人物撮影のコツなどを勉強しました。

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次に富士フイルムイメージングシステムズ株式会社の加藤玲子様にカメラの使い方を聞きました。
いつも授業で使い慣れているカメラとはかなり違うので、戸惑っていました。

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また平行してモデルのヘアメイクも...。

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グループに分かれて撮影実習です。

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ポートレート撮影の実習なのですが、みなさん恥ずかしがり屋で・・・お店の人を撮影できたグループは少なかったです。

ヘアメイクをした学生をポートレート撮影。まさにモデルです。

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犬はかわいいけど、ポートレート対象じゃないですよ!

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商店街の方と話す機会もたくさんあり、いろいろと勉強した1日となりました。

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飛騨匠デジタルアーカイブ始動!

アーカイブ専修では、飛騨匠(ひだのたくみ)と呼ばれる、木工職人の技術のデジタルアーカイブを開発する取り組みを開始しました。

飛騨匠(ひだのたくみ)とは・・・・

古代の租税制度の中で、飛騨国からは、税の代わりに年間100人程の匠丁(技術者)を都へ派遣することが定められ、派遣さされた匠丁は都で寺院建築等に携わりました。この租税制度がなくなった後も、これらの技術者は全国の建築に携わるようになり、飛騨匠と呼ばれるようになりました。
飛騨匠は、都での寺院建築の経験で培った建築技術や、飛騨の豊富な森林資源を利用する中で培った優れた木工技術を持った職人なのです。

その技術は、現在でも、伝統工芸や木工製品、建築技術に受け継がれています。平成28年4月25日には、「飛騨匠(ひだのたくみ)の技・こころ ― 木とともに、今に引き継ぐ1300年 ―」として、日本遺産に認定されました。

記録第1弾として、5月16日(月)に、飛騨産業様のご協力を得て、一本の木から一脚の椅子が作られるまでのプロセスを記録させていただきました。

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第2弾として、5月23日(月)には、鈴木彫刻様のご協力を得て、一位一刀彫の制作の様子、工程、インタビューを記録させていただきました。

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今後は、飛騨春慶塗りや、飛騨匠が建築した建築物等の記録を進めていく予定です。

席田小学校 雅楽体験会のWEBサイトを公開しました。

平成27年6月13日(日)に岐阜県本巣市にある席田(むしろだ)小学校で行われた雅楽体験会の様子をご覧いただけるWEBサイトを公開しました。(撮影の様子はこちら)

この体験会では、元宮内庁主席楽長の豊英秋先生がお越しになり、この地を舞台にした「催馬楽 席田」が謡われました。
1月30日(土)には、本巣市民文化ホールにて、席田小学校の生徒のみなさんも一緒に、催馬楽「席田」を披露されます。

席田小学校 雅楽体験会のWEBサイト

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特別プロジェクト「戦後70年 戦争体験者の話を聴く会」

戦後70年 戦争体験者の話を聴く会を行いました。

お話しくださったのは、

宮崎光国さん(当時12歳。岐阜市で空襲を体験) 
山内佳正さん(当時19歳。学徒出陣で陸軍所属)
です。

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アーカイブ専修では、学生の教育をより充実させ実践的な力を育成するために
年間を通じて特別プロジェクトを行っています。

今年は、戦後70年の節目にあたりますので、特別プロジェクトの一環として、
戦争を知らない世代の大学生が、戦争体験者から直接話を聴く機会をもうけるとともに、
学生たちによる戦争体験者のオーラルヒストリーの記録を実施しました。
記録映像は大学のHPで公開予定です。

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当日、マスコミの方々が、大勢みえてびっくりしました。
インタービューされた学生もいました。

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でも、それより驚いたのは、
宮崎さんが、空襲から逃げたときの壮絶なお話し体験や、山内さんが、自分達と同じぐらいの年齢で経験された
軍隊での今では考えらないようなお話しでした。

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学生の感想から

  • 防空壕に隠れていれば安心という訳ではなく、壕の中で蒸し焼きになったり生き埋めになったりして亡くなる人も少なくなかったと聞いて、惨いものだと思った。
  • 「惨い」、「無惨」、「哀れ」、「愚か」、「本当に大国に勝つと思っていたのか」、お話をうかがいながらとったメモの中で上記の言葉を囲いました。
  • 当時と比較して、自分たちは本当に恵まれた時代に生まれたのだと感じた

マスコミの方のインタビューで、関ヶ原の戦いと太平洋戦争、違うものだと感じられますか?
という質問があって、考えさせられました。
そう言われてしまえば、どちらも教科書で習う戦争の歴史という意味では、今の私達にとっての印象は、変わらないかもしれないのです。
宮崎さんや山内さんのような実際に経験された方のお話しを、今はまだ、実際に伺う事でき、それを、撮影して、残し、伝えていくことができる、
とういう点で、私たちの勉強している、アーカイブの意義を改めて考えることができました。