先日、子育て世帯向けへリノベーションしている県営住宅の現場見学に行ってきました。

これは私たち住居学専攻が住戸のプランや内装提案に関わらせていただき、5月に「県営住宅子育て世帯向け改修プラン発表会」で発表した県営加野住宅と尾崎住宅の住戸です。

9月頃から工事に取り掛かっており、第一段階として10月に既設の壁などを撤去したスケルトンの状態を、第二段階として新設の壁や床の下地段階を見せていただきました。

新築ではなく、リノベーションならではの制約や、RC造・PCコンクリート造それぞれの違いなどを現場で見ることができました。スケルトンの段階では外壁面や戸境壁が露わになっており、この穴はなんななのか、これはどうしてこうなっているのかなど、たくさん現場の方に質問させていただきました。また、水廻りの給排水やガスの配管なども見ることができました。中の間仕切り壁の下地ができている段階では、間取りがだいたい分かるようになってきており、完成がとても楽しみになってきました。学生が選定した壁紙や床材のサンプルの色味なども現場で確認したりすることもできました。

次回は竣工後見学させていただく予定です！