子ども発達専修

ミュージカル

なすことによって学ぶ

 7月3日、初等教育学専攻学生1~3年生によるミュージカル公開を終え、7月5日、学生たちによる反省会を行いました。

 冒頭に、参観の皆様からお寄せいただいた「楽しかった」・「クオリティが高かった」・「高子どもが楽しめた」・「子どもが演じる人と一体となっていた」などの感想が紹介されました。その後、次年度のミュージカルに生かすよう、係ごとの反省(良かった点・改善点を明らかにする)が行われました。

 本学初等教育学専攻の学生にとって、ミュージカルの取り組みは、一人一人が成長・飛躍する貴重な機会ととらえています。7月5日の反省会だけでなく、今後の生活・生き方に生きるよう、学年ごとの話し合いの時間を設け、努力点を明らかにしていきます。

 写真は、①7月3日、ミュージカル公開を控え、「心一つに取り組もう」と円陣を組んでいる様子と②7月5日、反省会を行っている様子を撮ったものです。

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精一杯取り組んだミュージカル!

 連日続いていた猛暑も、台風の影響で和らいだ中、80名の来場者を迎え、本学初等教育学専攻1年生から3年生によるミュージカルを予定通り、7月3日、上演しました。幕間の1年生の発表も含めれば、1時間を超える時間でしたが、時間の長さを感じさせず、お子さんに最後まで楽しんでいただきました。7月5日には、今後の大学生活に生かすための反省会を行います。

 写真は、①一番上が2年生による「ブレーメンのおんがくたい」の上演の様子・・・相手を思いやることの大切さが伝わってきました。 ②真ん中は、1年生による手遊びの様子・・・1年生のリードで、来場のお子さんも楽しみました。一番下が3年生による「おもちゃおうこくのほしまつり」の上演の様子・・・仲よくすることの大切さが伝わってきました。    IMG_9988.JPG          IMG_9999.JPG


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(岐阜新聞社提供/2022年7月6日岐阜新聞掲載記事)
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学生によるミュージカルが間近になってきました!

 今年の梅雨明けはなんと6月27日に開け、暑い夏がやってきました。暑い(あつい)と言えば、

学生のミュージカルにかける思いも熱く(あつく)、学生の熱気が伝わってきます。

 今回で、ミュージカルの公開は18回目を数え、岐女大初等教育学専攻の学生にとって、恒例の行事となっています。

 今年の演目は、2年生「ブレーメンの おんがくたい」

        3年生「おもちゃおうこくの ほしまつり」

        1年生は幕間に手遊びやレクレーションを行います。

 ※申込者数が定員に達したため、申込受付は終了しています。

 〈申し込みをされた来場者様へ〉上演会場が新4号館5階へ変更となりました。
 当日は駐車場係が会場へ案内致します。

 このミュージカル上演活動は、保育士・幼稚園教諭・小学校教諭を目指す学生が、子どもたちによりよい生き方・他者との関わり方を、劇を通して間接的に教育する実践の場として位置付けています。

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劇団四季研修

私は裏方リーダーという立場でこの研修に参加しました。
去年も同じ劇団四季のライオンキングを見ましたが、去年は美術を中心に見て、今回は照明や音響を中心に見ました。見る場所が違うと、感じ方も違っていて同じものでも新たな面白さがあることに気が付きました。BGMが必要なシーンや照明の大切さにまた気づき、裏方のプラスになるものだと感じました。
今日見たミュージカルを今の自分たちの考えている脚本にどう活かしていくのか、どういった演出をしたら観客の心に残りやすいのかを自分なりに考えながら見ていて、
自分たちが満足するだけのミュージカルではなく、お客さんを感動させることの大切さがわかりました。
私は今回全員で本物を見ることによって、ミュージカルへの意識も高くなり、学びにもなって自分たちのミュージカルがより良いものになると思いました。
これからどんどんいい方向に脚本が変わることが楽しみです。

初等教育学専攻3年 阿部佳織

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今年しかできない経験を

6月からの段階的な大学再開を受け、授業と同時に学内でのミュージカル活動が再開となりました。

例年は3か月以上の時間をかけて「見てもらう方々に笑顔になってもらいたい」という思いを胸に活動しています。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響を受け、なかなか学内での活動が行えずにいました。この状況の中でも、「見てもらう方々に笑顔になってもらいたい」という思いは変わらず、それぞれの家にいながらも電話やzoomを用いて、部署リーダー中心に話し合いを行ったり、台本についての意見交流を行ったりしてきました。このように困難な場に直面してもあきらめるのではなく、今私たちができることは何かを考え、活動を進めてきました。長期休みでも子ども達の成長を考えて動くことや、状況に合わせて柔軟に対応していく力は教師になる上で必要不可欠になります。また、教師になると私たちの考え方が、子ども達に大きな影響を与えることになります。

今回のミュージカルを成功させることで、例年にはない貴重な経験となり、柔軟に対応する力や前向きな考え方を自分の経験として、自信を持って子ども達に教えることができると思います。残り1か月での活動となりますが、ミュージカル活動ができる機会を与えてくださったことに感謝をし、見てくださる全ての方々に笑顔になってもらえるよう、学年の壁を超えて協力し合い、成功に向けてミュージカルを作り上げていきたいと思います。

ミュージカル活動幹部 初等教育学専攻2年 福西紀佳(焼津中央高校出身)

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ミュージカル先輩から1.jpg〈ZOOMでのミュージカル活動〉

DSC_0038ddd.jpg〈距離・換気に配慮した 再決起集会〉