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高富商店街 交流拠点整備プロジェクト

大学近郊の高富商店街。かつてはたくさんの商店が並び、にぎわっていました。現在は商店は数店舗しか残っておらず、寂しい状況です。

この地域の課題をどうにかできないかと、高富に会社がある藤岡木工所の藤岡さんをはじめとして、山県市商工会、地域の人々が協力し高富商店街活性化協議会を設立し、高富を活性化しようという地域のリノベーションまちづくりの動きが昨年から始まりました。そこに私たち専攻も携わっています。

昨年は、試験的に「高富BUSTLE」という歩行者天国のイベントを開催し、私たちもワークショップのブースを出展し、多くの地域住民の人に来場していただきました。

昨年度イベントの様子↓

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今年もこの「高富BUSTLE」は開催予定でありますが、このようなイベントは一過性のものに過ぎません。イベントが無いときも地域の人が交流し、地域に居場所があることが高富が活性化する一つのポイントだと感じ、「高富商店街交流拠点」を整備しようと今年から動き始めています。

地域の空き家を活用し、藤岡木工所の藤岡さん主導のもと地域住民が集える交流拠点、そこが時には子ども食堂になる地域の居場所をつくろう!とプロジェクトが進んでいます。私たちはその思いを形にするため、実際の空き家を調査し、そして4つのグループに分かれて空き家のリノベーションデザイン案の検討を重ねて、先日藤岡木工所で高富商店街活性化協議会の皆様に向けてプレゼンテーションを行いました。

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それぞれのグループが、この場所がどんな場所になってほしいか、どうしたら地域がにぎわっていくのか、来たいと思える場所はどんな空間かというのを考えてコンセプトを決定し、図面やパースの作成をしました。プレゼンテーションは、時には鋭い指摘などもありましたが、とても好評で大変良い機会となりました。これが、どういう形でリノベーションが実施されるかはまだ未定ではありますが、高富の街が盛り上がっていくと嬉しいです。

提案したものの一部↓

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最後に集合写真↓

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