ミュージカル
令和7年度 ミュージカル上演
日にち:令和7年11月22日(土)
時 間:13時30分~15時00分 (開場13時)
場 所:岐阜女子大学新4号館5階
演 目:「ももたろう」「きつねのおんがえし」
事前申し込み不要・無料
親子で一緒に楽しめるミュージカルをお届けします!!
高校生の皆様へ
保育士や幼稚園教諭に憧れる、でも子どもたちを褒めることは得意だけど、叱ることは苦手...という不安はありますか?
・約束を守ること
・人を傷つけてはいけないこと
・友だちと助け合うこと
・親や家族を大切にすること など
これらの「善悪の判断」を教えられる保育者・教育者を育成するため、本活動では昔話や絵本を研究して、ミュージカル作品を創り上げます。岐阜女子大学で、まずは昔話や絵本から一緒に学んでいきませんか?
毎年、多くの高校生の皆様にもご覧いただいております。お待ちしております。
2.15ミュージカル公開に向け、エンジン全開!
従来は、7月にミュージカルを公開していましたが、すでにお知らせしましたように、本年度から2月に公開することになりました。10月の初旬までは、農業研究活動による米づくりに注力してきましたが、10月中旬から、ミュージカルに向けての取り組みに全力投球にしています。
公開時期を変更したことに伴い、1年生が幕間を演じ、2・3年生が公開していたのを、1・2年生が公開し、3年生が幕間を演じることになりました。
1年生は、全くの経験なしで、いきなり演じることになるので、昨年度3年生が演じた「ももたろう」を参考にしながら、1年生らしい「ももたろう」に挑戦しています。一方、2年生は、何を演じるのかについて、何時間もかけ、話し合いました。話し合う過程で、日本の昔話は、勧善懲悪の話が多いこと、結構残虐な場面もあることに気付きました。1年生が演じる「ももたろう」(テーマは勧善懲悪)とは一味違うおもいやり、やさしさを前面に出す「かさじぞう」に決まりました。
2年生は、決まるまでに時間はかかりましたが、演目が決まると、脚本、音響、小道具、背景など分担を決め、「12月19日には、最初から最後まで通しで演じよう」を合言葉に、アイデアを出し合い、協力しながら、精力的に進めています。実践力は見張るものがあります。12月19日が楽しみです。
演じ手と参観者が一体となって温もりが醸し出されたミュージカル!
7月9日、第19回岐女大わくわく劇場を開催しました。初等初等教育学専攻では、2・3年生がそれぞれ、演目を自分たちで考え、脚本をつくり、演じるだけでなく、背景・衣装・音響・照明まですべて自分たちで行うものです。1年生は、2年生と3年生が演じる幕間を利用して、参観の皆さんに楽しんでいただくとともに、演じ手と参観の皆さんが一体感を高める大切な役目を担います。写真は、1年生の活躍の様子を表したものです。
次の写真は、3年生が終了後、やりきった充実感に浸っている場面です。
今後、ミュージカルを行うよさについては、学生の生の声などをもとに紹介していきます。また、7月30日のオープンキャンパスでの体験学習では、ミュージカルを行う意味についてもふれていく予定です。
学年を超えたつながりがあるのが本学のよさの一つ
7月9日のミュージカル公開に向けて、練習も大詰めの7月6日の午後6時。2年生の練習に4年生4名がかけつけて来ました。演技をしている途中に、実際に自ら演じながら演じ方を提案したり、最後には、よかったところ・改善するとよいところをわかりやすく伝え、温かなはげましの言葉が添えられました。
4年生にとっては今や保育士や教員採用試験期間の真っただ中にありながらも、後輩の出来栄えを気にかけて練習を見て、自らの経験を生かしながらの身体を使ってのアドバイスに、後輩は真剣な眼差しで聴き入っていました。
先輩が後輩の取り組みについてアドバイスするのは、今回特別なことでなく、毎年見られる光景です。こうした姿が、学年を超えたつながりがある本学のよさの一つとして、今後も継承されていくことを願っています。
桃太郎のお供はなぜイヌサルキジ?
皆さんはなぜ桃太郎のお供がイヌ・サル・キジなのかご存じですか?これは十二支の方角を併せた陰陽道の考え方が関わっています。虎柄のパンツと牛の角が鬼のイメージになるのは、北東=丑と寅の間が鬼が出入りする方角だから。そして鬼を退治するお供の動物がイヌ・サル・キジなのは、鬼門と反対側の方角が、南西=申・酉・戌だからと言われています。
十二支のなかでも力の強そうな龍や猪でない、方角という自然を生かした力で対抗するのは、鬼が災害や疫病などを含む人間がコントロールできないものを指すのかなと思いました。「病は気から」という言葉がある通り、まじないや何かを信じることの力で、心を強くし安心した生活を支える昔の人々の考え方を感じました。
今日、私は「2月節分の日の模擬保育」に挑戦しました。伝統行事や昔話の背景にある考え方も楽しく指導できる保育士になりたいです。
子ども発達専修2年上地静羽(八重山高校出身)
これからも岐阜女子大学ミュージカル上演を楽しみにしていてください。