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今となっては欠かせない「ネットワーク」を学びます
1年前期の授業に「ネットワークと情報表現」があります。
ネットワークという目に見えない世界について学ぶのは大変です。
でも家でWiFiを使ったり、大学で学内LANを使ったりと、毎日使っているのに何も知らないのは良くないです。
ネットワークのしくみを知っていれば、何かが起こったときに原因を予測して対処することができます。
大学ではネットワークを活用する機会が多いことから、入学したばかりの1年前期に「ネットワークと情報表現」の授業を設けています。
ネットワークを勉強する上で、必ず出てくるのが「プロトコル(約束事)」です。DHCPやNTP、HTTP、SMTPなど、いろんなプロトコルが存在して、ネットワークが成り立っていることを知ります。
そんなネットワークの世界ですが、唯一、目で見ることができるのがLANケーブルです。
LANケーブルを手作りするのは大変です。
でも実際に作って見ることで「これがプロトコルか・・・」と、プロトコルの大切さを体感できます。
コロナ禍により、しばらくLANケーブル作成を中止していました。
でも感染が落ち着き、対処法も定まってきたことから、今年度からLANケーブル作成を再開しました。
3年前とは違ってWiFi(無線LAN)が普及し、家庭でLANケーブルを使うことも少なくなったようです。
実用性はないのですが、20cmほどのLANケーブルを配って自作に挑戦!
初めて触るLANケーブル「線が8本もあるよ、何これ!」
ケーブルの長さが20cmだからこそ、起こりました。
外皮を外して8本の芯線がバラバラに。。。(先生は目から鱗でした)
もうLANケーブルではなくなってしまいましたので、新しいケーブルで再挑戦です。
コネクタに入れて、工具で圧着して
チェッカーで8箇所のランプが付いたら完成!
細いケーブルを順番通り、しかも長さを揃えて入れるのは大変で、あちらこちらから悲鳴が上がりました。
今年度の完成 一番乗り! 早かったです。器用ですね!
2番手、3番手と・・・、
苦戦しながらも無事にLANケーブルを作ることができました。
LANケーブルを自作した感想を聞きました。
- 細かい作業が難しく大変でしたが楽しかったです。
- LANケーブルを最初に作った人はどうやって仕組みとか開発したのかと凄いと感じました。
- インターネットをたくさん使っているけどネットを使うのには多くの技術が必要なのがわかりました。
- 今度からLANケーブルを使う際には作った人に感謝して使おうと思いました。
- 最後には完成させることができて嬉しかったです。
ネットワークの大切さを体感することができた授業でした。