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コロナ禍での博物館館園実習

博物館の専門職員である学芸員資格の学びの中には、学芸員が携わる実践的な内容について実習する「博物館実習」という科目があります。

「博物館実習」は、
学内で博物館に関する様々な実習を行う【学内実習】
来館者は入ることのできないエリアなども含め、博物館を見学する【見学実習】
博物館に実習生として受け入れていただき、数日間実習を行う【館園実習】
の3分野の実習を行いますが、昨年度より、新型コロナウィルス感染症の影響で、博物館も閉館などが相次ぎ、館園実習の実施が困難な状況にあります。

しかし、学生たちの実習先博物館のみなさまのご協力により、今年度、14か所の博物館で実習受け入れをしていただきました。本当にありがとうございます。

大学でも、多大なるご配慮をいただいた実習先博物館へお願いするばかりではなく、緊急事態宣言発令により、実習期間を短縮せざるを得なくなった学生の大学での代替実習等を日々実施しています。

学内デジタルミュージアムのパンフレットを作成し、来館者用の資料配布ラックに置いたり、博物館の展示図録や所蔵資料データベース等で必要になるストロボ撮影を行ったり、本のしくみを学ぶ一環で、角背上製本を作成したり・・・

コロナ禍の博物館館園実習も、順調に進めています。

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作成したパンフレットをラック等へ

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ストロボライトを調整し、はく製を撮影