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図書館活動演習②書架整理
司書に関する授業は座学が多く、図書館に就職しても戸惑うことが多いです。
そこで大学附属図書館にて「図書館活動演習」を行うことで、授業で学んだ知識の再確認と技術の定着を目指します。
「書架整理」を行いましたので、その様子をお伝えします。
書架整理では、本棚に並んでいる本がちゃんと順番に並んでいるのかを確認し、違う場所に並んでいる図書は正しい場所に戻します。
また、背表紙や背ラベルが見にくくて利用者が探しにくくなっているものがあれば、修理のため、棚から出します。
本の正しい保管場所をさがします。
脚立もつかって全ての本をチェックします。
本好きの学生は整理ついでに棚に並んでいる本を開いてどんな本なのかなと見ていることもありました。
背表紙のタイトルが見えなくなっている本を見つけたり、違う場所に置かれている本を見つけたり、普段の図書館利用では体験しないような発見をしていました。
参加した学生からは
・シリーズ本のように背ラベルの通りに並ばない本があったりして、この並べ方でよいのか迷うところもありました。
・書架を見て回ることで同じようなテーマのいろいろな本がまとまっておかれていることを知ることができました。
・自分の読んだことのないたくさんの本があることを知って、もっと本を読みたいと思いました。
の感想がありました。
図書館にある本は時代を超えて多くの人に利用されるものであり、大切に使っていくものだということを知ることができたのではないかと思います。
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