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図書館活動演習①排架
デジタルアーカイブ専攻では図書館司書、学校司書、学校図書館司書教諭の資格を取得することができます。
司書に関する授業は座学が多く、図書館に就職しても戸惑うことが多いです。
そこで大学附属図書館にて「図書館活動演習」を行うことで、授業で学んだ知識の再確認と技術の定着を目指します。
今回はその活動のうちの1つ「排架」作業について紹介します。
返却本の排架では、利用者が返却した図書を書架に戻していきます。
きちんとあるべき場所に戻さないと次に利用したい人が探せなくなってしまい、困りますので、慎重に戻す場所を探します。
学生の排架の様子です。
戻せたら大学図書館司書の方に確認してもらいます。
館内案内をじっと見ながらどこに戻せばよいのか熟考している学生や、図書館を使い慣れているのかすんなり戻す場所を見つける学生もいました。
きちんと戻せて、司書さんから「正解!」と言われるとにっこり笑顔になっていました。
注意深く周りの棚も見ながら、その本がそこにあることが利用者にとって見つけやすいのかを考えることができたのではないでしょうか。
参加した学生からは
・展示用図書や新着図書のように通常の棚に排架しないものもあって注意が必要だと思いました。
・背ラベルをよく確認しなければいけないことに気づきました。
の感想があり、図書館や本にとって大切な「分類」について確認することができました。
今後は、書架整理や装備、テーマ展示などの活動を行います。