デジタルアーカイブ専攻

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実践授業「特別プロジェクト」始動!

後期が始まって3週間ほど経ちました。
デジタルアーカイブ専攻では、新型コロナ対策をしっかり行いつつ、実践授業である「特別プロジェクト」の活動をスタートしました。

今年度後期の「特別プロジェクト」では、3コースを用意して授業を行っています。

その1.文化創造デジタル作品コンクール 表彰式の運営

毎年、コンクール表彰式は学園祭「さぎ草祭」にて開催しており、学生が中心となって運営しています。
"イベント運営"は、司書や学芸員はもちろん、教員や一般企業など、どの職種に就いても経験することです。
表彰式の運営を学生が行うことで、イベントの準備→実施→後片付けと、実施に必要な能力を身につけていきます。
今年度は2年生4名、1年生4名の8名で運営します。

今年度は県内外から多くの作品を応募していただきました。
これまでにコンクール運営担当の学生は、
 ①応募作品を管理して、審査用のWebページを作成する
 ②審査員(学生・教員・外部の委員)の方へ、審査会のご案内メールを送る
 ③審査結果の集計を行う
 ④受賞者へ表彰式の案内メールを送る
をしました。事務処理がメインですが、学生の皆さんは初めての体験。
ちょっとした一覧表を作るのにも1時間以上かかったりと、がんばって取り組んでいます。

今後は、表彰式に向けて賞状や副賞、式次第作成など具体的な準備にはいります。
また今年度は新型コロナ対策として、ZOOMを用いた表彰式を計画中です!

コンクールのHPはこちらです。

その2.岐阜で1日楽しもう Webページの増量

昨年度から始まりました「岐阜で1日楽しもう」ですが、現在も多くの方に閲覧していただいております。
今年度も新しい記事を追加すべく、「岐阜で1日楽しもう」の活動を行います。

現在、多くの施設では、新型コロナ対策を行い観光客の受け入れを開始しています。
そこで今年度は、岐阜の楽しいところを探しつつ、新型コロナ対策にも着目して取材をしていきます。

活動は、2年生と1年生とでグループを組み、2年生がリーダーとなって進めます。
授業では3密にならないように気を付けながら、どこを紹介したらいいのか、どんな情報が必要とされているのか、などを考えて取材・撮影計画を立てています。
授業を通して、取材の立案・計画と、撮影技術、データ管理、Web作成技術を身につけます。

また新型コロナに特に注意が必要な寮生については、岐阜女子大学周辺で学生が楽しめそう&リフレッシュできそうな場所を探すことにしました。

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「岐阜で1日楽しもう」がどう発展していくのか、お楽しみに!

その3.企業HPの研究&企業アーカイブ調査

企業の発展には、デジタルアーカイブは不可欠です。
今ではほとんどの企業が、デジタルアーカイブに取り組まれていることでしょう。
そしてデジタルアーカイブの出口の1つに企業のホームページがあります。
そこで、企業のホームページから企業アーカイブの在り方を調査してレポート作成を行います。

こちらのコースはお家や体調などの事情により、大学での活動が困難な学生が主に参加します。
ある職種・分野に絞って企業を3社選び、その3社のHPからデジタルアーカイブを読み取り、比較・考察を行います。

就活には企業研究は不可欠です。
レポート課題を通して、企業アーカイブについて深めつつ、どんな企業なのか、どう成長したのか、企業は今後どう発展していくのか など、企業研究について触れていきます。


「こんなに大変なのに1単位!?」とよく学生に言われる「特別プロジェクト」
コロナ禍ですが、必要なチカラを身につけるために、この後期もがんばっていきます!