子ども発達専修

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共に学ぶ学生 共に体験して友から学ぶ活動「農業研究活動」です

 令和7年度の初等教育学専攻の全学年による活動「農業研究活動」の全体会を4月9日に行いました。1年次から4年次までの全員で,今年の活動について,一体感を持ち合う時間です。

 本専攻では,専攻開設以来10年にわたって「農業研究活動」に取り組んで来ています。

 米作りをしながら,様々な角度からの学修や体験を重ね,言い尽くせない学びを頭と身体で蓄積していきます。活動する目的は「生物を育てるとは」に始まって,10月の米の収穫に至るまでの半年間に,課題を捉え解決するために自ら調べ動くこと,協働することの大切さを体得することであり,さらに,1年次で体得した学びを2年次に,そして3年次へと重ねる学修でそれらを確実なものとしていきます。

 これから,手で種籾を播いて,芽の出る様子を見ながら・・・・・・身体でやったことを,なぜそのようになるのかと,次は頭で考える,こういう学修や体験は,保育・教育を目指す共同の仲間と,個々の力を出し合っていけるようになります。保育所や学校が協働の力で子ども達を育てているように,共同体と力を出し合っていく自分づくり,実践しながら仲間と話せる力までもついていくなど,が期待されます。

 今後も,時節ごとの取り組みをこのWebページでも紹介して、活動の意義を伝えていこうと考えています。