子ども発達専修

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前期の学修を振り返って

岐阜女子大学に入って初めての前期期間が終わりました。特に印象に残っているのは、「生活科基礎」の講義です。

 この講義では夏野菜を育てました。最初は苦手な野菜を育てるという気持ちで種をポットに植えましたが、芽が出て畑に植え替え水やりをしていくうちに野菜達が毎日少しずつ成長していく姿を見て愛着が湧き、どうしたら大きく育ってくれるか考えるようになりました。
 どんどん実ができ始めて、昨日は緑だったミニトマトが次の日には赤くなっているのを見て、とても嬉しく感じました。私はトマトが小さい頃から苦手で、自分から進んで食べたことは1度もありませんでしたが、なぜか自分達で育てたトマトを食べたいと思いました。一口食べてみてやはり苦手だったけど、しっかり育ってくれたことを考えると食べたいという気持ちを持てるようになりました。
 自分で野菜を育てることの大切さをこの授業を通して学ぶことが出来ました。ただ実際に育てることは植物の成長をみたり、水をあげることで育つことを知識として学ぶためだけでなく、食べ物のありがたみや大切にするという気持ちを育てることが出来ると身をもって感じることができました。私が小学校教諭になったらこの経験を子供たちにも体感させてあげたいです。

1年生 諸見里花恋(沖縄県立コザ高校出身)

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