子ども発達専修

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2019年 新しい年の勉強始めを 「児童養護施設実習」で

「子ども発達専修」では新年早々の1月5日から、施設現場実習に就き、今年の学修をスタートしました。
高山市の気温はマイナス10度。実習生は、初めてこの気温を味わっていると言いながら、負けずに現場で学んでいます。

~~ 実習生からのメッセージ ~~
実習一週間が過ぎ、当初距離感があった児童・生徒たちともその関わりに慣れ、話もよくできるようになりました。

過ぎた一週間は、「あまりにも物事を知らない自分であったこと」このことを痛感させられ続けで、明け暮れました。授業で社会福祉について学んで、頭で理解していたことは、現場を体験無くしては、理解にはならないことが分かったからです。このことを実感しただけでも、この実習がなくてはならないものであることを教えられています。

実習生の私たちにストレートに感情をぶつけてくる子どもたちです。今はそれをうまく受け止められないのですが、私は多様な子どもを知る「いい機会」と受け止めて、もっと頑張ろうと意欲を湧かせています。

兄弟でこの施設にいる二人、兄はほんとに優しいお兄ちゃん、弟は元気すぎるやかましい子、この兄弟の様子から「兄弟っていいものだなーー」と、私の気持ちをとっても和ませてくれます。施設の先生たちの子どもに向かわれる様子も、安らぐものを感じます。

施設職員の方から、この施設の近くにある「家庭子ども支援センターを訪問すること」のアドバイスを受け、行ってみました。「こういう職もあるのか」と、直接に子どもと関わるだけでなく、子どもの生活を保護する仕事の場もあることを知り、自分の進路の幅を広げることもできました。

残りの一週間、これからが本当の実習です。張り切って、頑張りたいと思います。

大川 祐佳