学校教育専修

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地元を題材にした模擬授業②

私は「岐阜市の伝統工芸品」について授業を行いました。19世紀中盤から後半にかけてヨーロッパでジャポニズム=日本ブームが起きたことをきっかけに、勅使河原直次郎が岐阜提灯や岐阜団扇を広め、何十・何百万と輸出されました。生活様式の変化に伴い、提灯はランプシェードとして販売されるなど、購入者のニーズを捉えた姿に変わり、伝統は続いています。初めての模擬授業でしたが、現地調査も行って教材内容に自信がもてたことで、児童役の学生たちの目を見て話すことができました。

初等教育学専攻1年生 丸山朱香理(岐阜総合学園高校出身)丸山.jpg

私は「豊田市の工業」について授業を行いました。「新しい車を造り始めるために、何年前から企画されるでしょうか?」という問いに対し、児童役からは、15年、30年、と発表が返ってきました。実際は3~4年。流行のデザインや求められる機能性等を、短い期間で捉え企画に反映している点は、改めて地元の誇りだと思いました。
この模擬授業を通して、最初はどんな言葉を使えば良いのかどんな話し方をすれば良いのか戸惑う部分もありましたが、当日まで練習を重ね、実際には思っていたよりもスムーズに言葉が出てきたのは成果です。これから様々な教科の模擬授業をし児童の考えや気持ちを活かせるような授業をできる小学校教諭になりたいです。

文化創造学専攻書道コース1年生 宮﨑百輝(東郷高校出身)

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生まれ育った出身地に教師として戻り、地域を誇りに思えるような児童生徒を育てることができるよう、1年生から模擬授業に取り組んでいます。過去の記事:地元を題材にした模擬授業①