学校教育専修

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地元を題材にした模擬授業①

生まれ育った出身地に教師として戻り、地域を誇りに思えるような児童生徒を育てることができるよう、1年生から模擬授業に取り組んでいます。

私は、岐阜県関市の刃物について、授業を行いました。関市の刃物は上質な鋼を作る技術に長けており、鎌倉時代から日本刀に使われてきました。現代では身近な生活にあるカッターや包丁以外にも、美容室で使われるハサミや手術用のメス等、私たちの生活や仕事、命さえも幅広く支えています。これらの歴史や技術に誇りをもつ児童を育てられるような小学校教諭を目指しています。

初等教育学専攻1年生 儘田愛弓(関高校出身)

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沖縄県で生まれ育った私は、沖縄の方言「しまくとぅば」を題材に取り上げました。岐阜に来て心細い気持ちになったこともありましたが、沖縄県人会での共通の話題・地名・言葉に、私はとても安心しました。しまくとぅばで歌われている「てぃんさぐぬの花」の歌詞にあるように、言葉に込められた歌詞や思いを引き継いでいけるような小学校教諭になりたいです。

初等教育学専攻1年生 名嘉琉楓(那覇西高校出身)
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各務原にんじんは、浸透性と保水性にすぐれた黒ぼく土で育てられています。比較できるよう、簡単な実験を取り入れながら、授業を行いました。また、大きな特徴の一つでもある「甘さ」にも着目してほしいと思い、「金魚飯」のおにぎりを朝6時半に登校して炊飯し準備しました。五感を使って、児童の発見を促す生き生きした授業ができるよう4年間学んでいきたいです。

初等教育学専攻1年生 小川美咲(屋久島おおぞら高校出身)

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私は児童役として参加しました。楽しくも規律ある授業作りのために、「聞く」「話す」の指導を織り交ぜた、とても参考になる授業でした。空き時間に何度も練習し、題材と向き合い、具体化していく仲間の過程を見てきました。教師の仕事は大変だけれど、一生懸命準備した授業を子どもたちと学び合える、やりがいある仕事だと改めて感じました。

初等教育学専攻1年生 丸山朱香理(岐阜総合学園高校出身)