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旅行業唯一の国家資格を活かす ~公務員として働く~

日本を訪れる外国人観光客による日本への経済効果(インバウンド効果)が、どのくらいか皆さん知っていますか?

2023年のインバウンド効果は、5兆2923円と過去最高を記録しました。コロナ以前と比べて約8割の外国人観光客が戻ってきているともいわれています。

日本の旅行に関する国家資格に「旅行業務取扱管理者」があります。お客さまに旅行商品を提供するために必要な知識(法律や約款に関すること、国内地理に関すること、国内運賃・料金に関すること等)が求められます。

旅行会社、鉄道や航空、ホテルなど旅行を支える業界ではもちろんのこと、地方自治体や地域活性に尽力する各種企業などでも重要視されている資格です。

今年卒業した久保寺眞琴さんは、「地元に貢献できる人になりたい」と思い、観光学を専攻しました。

彼女が4年間で取得した資格は、旅行業務取扱管理者(国内)、学芸員、図書館司書、デジタル・アーキビスト、サービス接遇検定2級、世界遺産検定3級、実用英語検定2級です。

資格取得へ向けた学習以外にも、観光地でのホスピタリティ研修や調査、異文化交流ボランティア、学内で行われる公務員対策講座なども1年生から積極的に参加しました。
(詳しくは、コチラ https://gijodai.jp/kanko/info/2023/10/1909 )

念願叶い、4月からは公務員として働きます。観光地域づくりに貢献されることを期待しています。