学校教育専修

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分蘖(ぶんげつ)の実態研究

一粒の種籾(たねもみ)からは、一本の苗がでてきます。その1本の苗が枝分かれして 5、6本の苗に増えていきます。これが分蘖です。

私たちの稻作研究では 一体、「分げつ」は何本までに増えるのかを研究するため、水田の一角に研究用の場を設けました。

1本植えは、何本に分げつするか

3本植えは 何本なったか

5本植えでは・・・と、今後の分げつの様子を観察していきます。

 

農家が使っている「田植え機」は、3本ぐらいずつを、均等に植えていきますから、3本くらいが、最も適した分げつになるのかもしれません。

 

昨年の研究から、一つの稲穂に籾がおよそ60から70粒つきました。

1本の分げつが6本となったら、一粒からおよそ400粒の米が取れることになります。 水・太陽・風・・・ 自然の力はホントにすごーーい!!

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水田の表面は鏡のように 苗の緑を映しています。

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