新着情報
2月15日、ミュージカル公開!
初等教育学専攻の学生は、保育者・教育者をめざしています。保育者・教育者に不可欠なのは、強い情熱・専門性・人間力です。初等教育学専攻では、「人間力」を高めるために、農業研究活動とミュージカル活動の2つを核とした取り組みを行っており、2月15日、ミュージカルを公開しました。農業研究活動を11月半ばまで取り組んできたため、実質2か月半(12月26日から1月14日までは冬休み)の短期間の取り組みとなりました。
まず演目を決めねばなりません。日本の昔話をもとにして演目を決めることにしましたが、調べていくと、勧善懲悪ものが多く、結構、残虐場面も含まれています。参観の幼児・低学年の子どもたちの心に残るものを演じようと時間をかけて考えました。1年生は、「協力」をテーマに「ももたろう」、2年生は「思いやり・やさしさ」をテーマに「かさじぞう」に決めました。その後、演者・脚本・美術・音響・衣装・照明の役割を決め、限られた時間を有効に使い、練習しました。1月31日から2月5日の試験に向けての勉強もあり、大変でしたが、日ごとに、演者、裏方が一体となって取り組んでいきました。演者は役になりきってきたことが、表情・セリフ・動きから伝わってきました。当日は、一人一人の役割を精一杯果たし、心を一つにして取り組んだことで、最高の姿をみていただくことができました。
ミュージカル活動を通して、表現力・コミュニケーション力・協働力・対応力・創造力・思いやり・向上心・やりぬく力・実践力などが身につくととらえていますが、学生の姿から、それらの力が向上してきたことを実感します。
写真は、ミュージカル公開前、ももたろうの一場面、かそじぞうの1場面
学生は、共通の目標に向かって協力することの大切さ、仲間のことを考え思いやることの大切さがみる子どもたちに伝わることを願って、一生懸命演じました。