保育者・教育者を目指す初等教育学専攻では、保育者・教育者に必要な総合的な人間力を高めるために、２つの柱となる活動をします。一つが農業研究活動、もう一つがミュージカル活動です。　
　昨年度までは、7月にミュージカルの公開をしてきましたが、教員採用試験を早めたり、3年から受験をしてもよいという都道府県が多くなってきていることをふまえ、今年度から2月実施に変更しました。そのため、取組を後期になってから始めることになりました。
　10月23日には、4年生の3人（3年次にミュージカルリーダーとなった人）が、実際に演じることになる1～3年生に対し、ミュージカルをやる意味、スローガンをつくる意味、必要な役割等について、経験をもとにわかりやすく伝えてくれました。1～3年生にとっては、4年生のリーダーの話を聞きながら、みんなの心と力を合わせて取り組もうと決意を強くもつ機会となりました。
　「さあ、頑張るぞ！」と決意したものの、学年のみんなの思いをそろえることは難しいものです。演目一つ決めるのにも、時間はかかります。何を決め手にするのか、どう話し合い、折り合いをつけるのか、やること一つ一つが一人一人の人間力を高める機会になります。これからどのように進めていくのか楽しみです。2月15日の公開までの取組の様子を今後、紹介していきます。