毎年実施する春休みの学習会は、就職対策としての位置づけが大きく、従来は参加者は4月から4年生になる3年生でした。今回も圧倒的に3年生が多かったですが、ここ２・3年、１・2年生の参加者が少しずつ増えてきています。今回は、50コマの講座と18コマの実践テストの機会があり、自分で選択して参加できるわけですから、１・2年生が参加するのもうなづけます。
　1年生に参加理由を聞くと、「自分の不得手な教科を克服するため」でした。また、学校教育専修の2年生の一人が、保育士対策講座を受講していたので、理由を尋ねると、「保育士資格取得のため、国家試験を受けないといけない。そのための勉強」とのことでした。
　このように、春休みの学習に対して、3年生のみならず、1・2年生にとっても目的をもって臨むことは、とてもよいことだと思いました。来年度、春休み学習会を一人一人の課題に挑戦する機会とし、多くの学生が参加できるようにやり方の工夫をしていかねばならないと思いました。
　　　　　　※写真=就職試験に向け、真剣に取り組んでいる3年生の様子