初等教育学専攻に在籍する学生が、本学を選んだ理由の一つとしてあげているのが、複数の免許状・資格を取得することです。3月10日、学位記授与式の後、初等教育学専攻の学生を対象に、初等教育学専攻表彰伝達式を行いました。伝達式が行われている中、あらためて、本学の学生は、4年間の学生生活の中で、複数の免許状・資格取得のためによく努力したことを痛感しました。
　4月からの社会人として仕事をしていくうえで、複数の免許状・資格は強みになります。たとえば、4月から小学校の教員になる学生が、幼稚園教諭の免許状を取得することによって、幼児期の学びの重要性、幼保小の連携・接続の重要性について理解していることは、重要なことです。
　子ども発達専修に在籍した学生は、保育士資格・幼稚園教諭1種免許状取得の他、ほぼ全員、小学校教諭1種免許状を取得しました。また、ピアヘルパー資格・リトミック指導資格1級・2級取得した学生も複数いました。中には、中学校教諭1種（英語）免許状も取得し、小学校教員に合格した学生もいます。
　学校教育学専攻に在籍した学生は、全員の95％は、小学校教諭1種免許の他、中学校教諭・高校教諭免許状（国語・英語・家庭のいずれかの1種又は2種、中には、2科目取得の学生も）さらには、幼稚園教諭1種免許状を取得しました。日本語教員や高校書道の教員資格、学校図書館司書教諭、司書資格、国家試験を受けて保育士資格を取得した学生も複数いました。
　努力して複数取得した免許状・資格を今後、生かすことができることを願っています。