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学士論文について考える その2 

 学士論文について考える その1に、学士論文発表会を終えた2人の感想を紹介しました。ここでは、あと二人の感想を紹介します。
 Cさん・・・取り組み始めたときは、何を明確にしたいのかがあいまいでしたが、進めていくうちに明確にしたいことがはっきりし、文献を読んだり、調査したりして調べていき、最後まで取り組めたことに達成感を感じるとともに喜びを感じています。(以下略)
 Dさん・・・卒業研究の取り組みで感じていることは、やりきれていない悔しさです。研究が進んでいくごとに調べたいことが増えていき、当初の計画より内容が増え、後半は勢いで駆け抜けていく日々でした。研究内容が今後の生活で活用できるかが大切であると思いますが、実践までいかず、納得いく研究になりませんでした。この悔しさから、来年度は自分がもつクラスで実践を行い、岐阜女子大学院に通い、修士論文を書く予定です。次は自分が納得いくまで、研究をしていきたいと思います。
 4人の学生の感想から、改めて学士論文は、学生一人一人にとって、意味あるものであるととらえました。苦しさ、大変さを経る中で、着実に「考える力」、「やりぬく力」がついてきたと思います。Dさんのように、研究の継続・発展を考えている学生もおり、たのもしさを感じます。是非、一人一人が、学士論文の取り組みで得たことを生かし、伸ばしてほしいものです。

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