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学校教育専修

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学習到達度テスト最下位から全国4位へ-教育実践の講演-

第17回岐阜女子大学カリキュラム研究会では、沖縄県西原東小学校 宮城卓司校長先生より実践研究のご講演をいただきました。

沖縄は全国に比べ、子どもの貧困や家庭での教育格差がかなりあるとは知っていましたが、具体的な数字だけでなく実例に触れたことでその問題は根深く、かなり深刻であることに衝撃を受けました。そんな状況の中、宮城先生をはじめとした教員陣が一丸となって授業改善に取り組まれたことで、徐々に子どもたちが力をつけ、次第に家庭や地域にも良い影響となった結果に、教員や学校の可能性を感じました。授業のフィードバックを重ね、データとして残していくことで課題や改善点が見えてくる実例を学べたこと、さらに、宮城先生の学び続けるお姿に触れることのできた今回は、とても貴重な時間となりました。

学校教育専修3年 當銘さくら(那覇西高校出身)

数年前まで沖縄県学習到達度テストが全国最下位だった点に関し、当時小学生だった私の姿を思い出すと、「わからない問題」があっても進んでいき、放置してしまっていたことが学力低下に繋がってしまったのかと気付きました。しかし、私が四年生の時、担任の先生による算数の授業が楽しくて、主体的に取り組むようになりました。苦手だった算数への理解度が高まり、私も児童が楽しく学ぶことができる授業がしたい。こんな先生になりたい。と思ったのが教員を目指したきっかけです。沖縄県の学力向上へ向けてクラスの課題を児童と一緒に考えることが出来る教員になりたいと感じました。

学校教育専修3年 屋比久真央(豊見城高校出身)

今回の宮城先生の講話で沖縄県の学力向上に向けて、岐阜女子大学が所有する学習理論の資料をもとに、改善に取り組み、実績が得られたこと、それに伴った結果から少なからず貧困が原因にあったことなどが分かりました。そんななか年間100時間にもおよぶ授業の改善で、子どもが主体となって楽しい授業を行うことにより成績が上がり、リーダー的存在に成長した実践に驚きました。子どもが楽しいと思える授業を作っていくためは、「考える時間は最低でも10秒待つ」「理解が深まると、新たな疑問が出て理解度が一度下がる」「学力定着は、他者に教えること」など学んだ理論をいかしながら、教員同士で話し合い、意見を出し、改善を重ね、楽しくわかる授業にしていきたいと思いました。

学校教育専修3年 小波津まなか(沖縄女子短大より編入)

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