学校教育専修

新着情報

音楽は「音に乗せた"心のメッセージ"」♫

3月26日、次年度入学に向けての第1回オープンキャンパスを開催しました。
初等の体験授業は「音楽」。よく知られている「ジャジャジャジャーン」、
このベートーベン作曲の交響曲「運命」のひみつを探ることを通して、
みんなが受ける(受けさせられる?)音楽の授業は何のためにあるのかを考えました。

同じ楽譜の演奏なのに、まったく違う速さ、雰囲気による演奏......。
自分はどの演奏に惹かれるか、それはなぜなんだろうか、
そもそも、なんで楽譜は一つしかないのに、演奏はすべて違うんだ???

大きな口を開けて大きな声で歌う、正しい音程、リズムで上手に歌う、演奏する......
このことは、もちろん大事なことではありますが、
でも単なるテクニックだったら、これからの時代、明らかにAIロボットに負けます。
やつらは、音程完璧です。テクニックは底知らずです。
でも......、人間とは決定的に違うところがあります。「こころ」です。

そのことを、参加してくださった高校生、そして大学生も一緒に、音をとおして考えました。
詳しい学修は、大学での授業科目「自己表現Ⅲ」「初等教科教育法(音楽)」などで、
もっともっと楽しく、興味深く、そして深く学びますのでお楽しみに。

次回、4月24日のオープンキャンパスでは、「ことば」について学びます。
学問的な難しい内容ではなく、「子どもたちにとって」と、子どもを主役にした、
楽しく興味深い体験授業です。
誘い合って、ぜひ参加くださいね。26日参加のみなさん、ありがとうございました!

a.jpg