資料請求

新着情報

いもち病 記録2

いもち病を発見して5日目、急遽現状報告会と勉強会を開催しました。日曜日にも関わらず、12人が対面参加・12人が地元静岡や新潟からZoomで参加しました。

1.治療薬散布の検討
早朝に、お世話になっている農家の方が様子を見てくださり、いもち病の症状は軽いことを教えてくださいました。そこで学生間で相談をし、農薬の散布はしないこと・先輩方が守ってきた無農薬農法を貫くことを決断しました。

2.いもち病発病対策のために
きちんと間隔をあけて田植えをすること・余った苗を余分に植えてしまわないこと・水田内外の雑草管理を徹底することを共有しました。

3.稲作活動を教育活動と重ねると
現在、教育実習中の先輩から『学校現場では、落ち着きのない⼦やよく反応してくる⼦などの"⽬⽴つ⼦"を中⼼に⾒てしまい、その他の⼤⼈しい⼦まで⽬が⾏き届かないことがある。今回のいもち病の件でも、良く育っている上に雑草で⾒えなかった後ろの部分の稲がやられてしまっていた。天候も病気雑草も、人間がコントロールすることはできない。教師が子どもの性格や行動をコントロールできないのと同じである。私たちが環境を整え育てていく営みは稲作活動も教育活動も同じである。』と話をしてくださり、とても勉強になりました。

4.幹部が感じたこと
今回、⾬や雑草の管理不⾜からいもち病は発⽣してしまいましたが、これは無農薬だからこその結果でもあると私は考えました。
収穫前の⼤学周辺の⽥んぼでミステリーサークルのような円=いもち病にやられた稲がありました。このことから、農業のプロでもいもち病にやられてしまうことが分かります。それほど強い病気であるため、プロの⽅たちは農薬を使って効率的に対策を⾏うのですが、私たちは手作業・無農薬で挑み、これからも挑み続けていきます。
この取り組みは美味しい⽶にするためだけでなく、⽇本⼈がこれまで⾏ってきた八十八の手間がある本来の稲作の在り方を学び、伝えていくことにも繋がります。⼈の⼿で病気や⾍から守るため、今後も知識を身に付けていきたいです。

5.おわりに
参加した学生は「治療薬に頼らないと判断した先輩方から、稲作に対する意思の強さを感じた」「先輩方を支えよう!と張り切っていたが、甘いことが分かった。自分が育てるんだ!という関わり方をしていきたい」「はじめて病気のことを知った。知識不足を反省した。今後の勉強会も参加したい」という意見がありました。薬を散布しないからこそ、今後も気を引き締めて稲と向き合っていきます。
稲が全滅してしまうことも視野に入れ、今後じゃがいもの栽培も並行して行っていきます。

農業研究会幹部2年

123288.jpg

今後の予定
・毎日朝晩の観察方法の改善
・除草活動
・じゃがいも栽培準備
・文化祭展示企画「稲の育ちといもち病」の準備